令和 4年 8月24日(水):初稿 |
○私は、ここ10数年、朝食は暖めた豆乳250ccにホエイプロテインワンカップを入れてシェイクして飲むだけです。プロテインについては、消化に悪い・腎臓に悪い等色々、意見があるようですが、私がプロテインを採るのは、一日朝食時のワンカップだけなので、全然気にしていません。 ○ネットで色々検索していると坂口真由香管理栄養士の「豆乳で各種プロテインを割ることによるメリット・デメリット」と言う寄稿記事を見つけました。以下、その備忘録です。 市場で多く出回っているプロテインは3種類 ホエイプロテイン ホエイプロテインとは、牛乳が原料のプロテインです。 「ホエイ」というヨーグルトの上澄みにできるタンパク質を牛乳から抽出して作っています。ホエイプロテインの特徴は、消化・吸収が早く(1時間程度)トレーニング後や運動後の摂取に適しています。 カゼインプロテイン カゼインプロテインは、牛乳に含まれるカゼインというタンパク質を取り出して作られたプロテインです。 カゼインプロテインは、ホエイプロテインとは異なり、消化・吸収が緩やかなため腹持ちがよく(6~8時間)、間食や夜食にオススメです。 ソイプロテイン ソイプロテインは、大豆が原料のプロテインです。 ゆっくりと消化・吸収される(3~6時間)ため腹持ちがよく、間食や夜食にオススメ。大豆に含まれるイソフラボンなどの成分を摂り入れたいという方に人気のプロテインです。 豆乳の種類 無調整豆乳 大豆と水だけで作られているので、3種類の豆乳の中でも最もタンパク質が豊富で、大豆本来の味や香りを楽しめます。 調整豆乳 調製豆乳は砂糖や食塩などの調味料を加えたもので、そのままでも美味しく飲めるのが特徴です。無調整豆乳に比べてタンパク質の量が少なめです。 豆乳飲料 果汁やフレーバーを加えて飲みやすくした豆乳です。イチゴやバナナなどバラエティに富んでいるので飽きずに飲めます。タンパク質の量は少なめです。 豆乳の栄養素 豆乳には、鉄やビタミンB群、カリウムの他に大豆特有の成分が含まれています。 女性にやさしいイソフラボンや細胞膜の材料となるレシチン、オリゴ糖など身体にとって嬉しい成分が豊富です。 プロテインに相性がいい豆乳は? プロテインに相性がいい豆乳は、「無調整豆乳」です。 そもそもプロテインは、水で割っても美味しく飲めるように味付けされています。最もシンプルな無調整豆乳で割ることで、プロテインの味が邪魔されずにマッチするでしょう。またタンパク質量も多く、栄養を強化したい方にもオススメです。 プロテインを豆乳で割るメリット・デメリット すべてのプロテイン×豆乳 メリット プロテインを豆乳で割ることで、味の変化を楽しめたり、トロっとしたスムージーに近い舌触りで美味しく飲めます。さらに前述したような豆乳ならではの栄養素もたくさん補給できます。 デメリット 1日1杯程度あれば、それほど過剰摂取の心配はありません。しかしながら1日数回プロテインを摂取している場合は、カロリーやタンパク質、その他栄養素を過剰に摂取する可能性があります。また水よりもコストがかかるのでお財布と相談ですね。 ホエイプロテイン×豆乳 メリット ホエイプロテインの原料は牛乳です。多くのプロテインにはビタミンやミネラルなどがメーカー独自の配合で含まれています。 そこにさらに、豆乳ならではの栄養素も摂取できるのは嬉しいですね。また豆乳は吸収が緩やかなため、アミノ酸の血中濃度を長く保てます。満腹感もあるため間食や夜の時間帯にオススメです。 デメリット ホエイプロテインの大きな魅力は、消化・吸収が早く、タンパク質を素早く取り込めることです。 豆乳で割ると消化にやや時間を要するため、即吸収を期待されている方にとってはデメリットとなるかもしれません。 カゼインプロテイン×豆乳 メリット カゼインプロテインの原料も牛乳です。カゼインプロテインの独特の香りや味を嫌う方もいるようです。しかし豆乳で割ればマイルドになるでしょう。甘さが欲しい方は、調整豆乳で割るのもオススメです。 デメリット カゼインプロテインの特性をいかして、間食としてや夜に摂取している方も多いでしょう。 しかし豆乳で割るとエネルギー摂取量が増加します。ダイエット中などエネルギー制限をしている場合は注意が必要です。 ソイプロテイン×豆乳 メリット ソイプロテインを豆乳で割ると、より大豆の香りが引き立つので豆乳が好きな方にオススメです。また大豆の成分をより多く補給できます。 デメリット ソイプロテインの原料は大豆。ソイプロテインにも大豆の成分が豊富に含まれています。 そのため豆乳で割ると過剰摂取になる可能性があり、1日数杯摂取する場合は注意が必要です。 以上:1,918文字
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