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”濃厚接触者の隔離より症状がある人の治療・隔離にシフトすべき”紹介

令和 4年 1月25日(火):初稿
○令和2年始めに中国武漢で始まったコロナ騒ぎが同年2月頃から日本でも大騒ぎになり、現在は第6波としてのオミクロン株の蔓延で、さらに大騒ぎになっています。コロナ騒ぎが始まってまもなく2年になりますが、私が直接知っている知人・友人でコロナに感染した人は、2名だけです。

○事務所の依頼者では、濃厚接触者になったとのことで打合せをキャンセルされた方が数名居ますが、コロナに感染したと言う方は一人だけです。過去にインフルエンザにかかったと言って、打合せをキャンセルされた方は山のように居ます。しかし、インフルエンザが流行したからと言って、現在のコロナ騒ぎのように濃厚接触者隔離等の大騒ぎになった記憶はありません。インフルエンザが大流行した時は年間1000万人以上が罹患し、インフルエンザ関連死者数は1万人以上と言われています。

○Yahoo!での2022年1月24日23時55分更新コロナ国内発生状況によると、この2年間での累計感染者数は約222万人、死亡者数は1万8527人とされています。インフルエンザ流行時感染者数より遙かに少なく死者数もさほど変わらないのに、コロナと言うだけで、これだけ世の中を上げて大騒ぎをしている状況が、不思議と言えば不思議です。

○数日前、依頼者の一人が、孫の通っている保育園でクラスターが発生し、孫が濃厚接触者となり、その母親即ち依頼者の娘が、依頼者の妻と一時的に会ったので、事務所に迷惑をかけてはいけないので、打合せはキャンセルしますと電話で伝えてきました。濃厚接触者の母親と自分の妻が一時接触したと言うだけで、自分は、濃厚接触者の母である娘とも会っていないのに心配だと言います。同じようなことが彼方此方で行われて居るのだろうと思われます。

○濃厚接触者について、以下の報道を紹介します。良いことを言ってくれました。

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森田豊教授 濃厚接触者の隔離よりも…「症状がある人の治療、隔離にシフトしなきゃいけない」と指摘
スポーツニッポン新聞社 2022/01/24 16:56


医学博士の大妻女子大・森田豊特任教授が24日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大について語った。

森田氏は「極端に考えると、オミクロン株の感染者数を少なくする方法って、まん延防止とか緊急事態宣言ではなくて、ロックダウンでもしなければ感染は収まらないのかなと思います。医学的には」と口にする。その上で「ただ、それをやれないのは重症化率や死亡例がそんなに多くないからです」と伝えて、ロックダウンは現実的ではないと説明。「だから、医療を追求するのと経済を追求するのと、凄く幅があるので、小池都知事と尾身会長の意見も違ってくるし、専門家によっても意見が違うし、ここが難しさなんだと思います」と語った。

また、イギリスの研究において、濃厚接触者の中で感染が見つかる確率は7.6~13.6%というデータを紹介し、「そんなに高くない」と指摘。「これを考えると、ここまで感染者が増えると、濃厚接触者を追っていって隔離するのも、もちろん大事なのかもしれないけど、市中感染で広まることの方が多い」とキッパリ。「やはり症状がある人を見つけて、その人に治療を行う、あるいは隔離する、こっちの方に医療をシフトしていかなきゃいけないので、そろそろ濃厚接触者という定義とか隔離とかっていうのは、やめていいのかなと思います」と主張した。

さらに森田氏は医学的な視点からも言及。「潜伏期間が平均3日、従来の新型コロナは1日から14日間だったんですね。それもあって潜伏期間が最大14日間ってことを考えて(待機期間が)14日間になったんでしょう。オミクロンはもう少し短いから10日間ってことになったんでしょうけど、実際に感染者から10日目で移す例ってのは少ないと思いますね。だから、それはそろそろ緩和しなきゃ」と訴える。さらに「先進国は濃厚接触者を隔離することをやめつつありますよね。だから、それが正しいかどうか分かりませんけど、そろそろシフトしないと…」と繰り返した。
以上:1,740文字

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