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星旦二氏著”ピンピンコロリの新常識”紹介1

令和 2年12月 1日(火):初稿
「デイリー牧師ノート」で首都圏大学東京名誉教授医学博士星旦二氏を知り、その最新の著書「ピンピンコロリの新常識」と「ピンピンコロリの法則[改訂版]」を購入しました。先ず「ピンピンコロリの新常識」から紹介します。
先ず「ピンピンコロリ」とは、、ピンピンと元気に生きてコロリと死ぬ、つまり自分の長い人生を最後まで、生き生きと幸せに楽しむことと定義されています。対義語として、寝たきりで長く生きるという「ネンネンコロリ」があります。

○星旦二氏著「ピンピンコロリの新常識」は、実用的であること、判りやすく「やってみよう」思って頂ける手軽さ、健康な住まい作りの提案の3つをキーポイントとしているとのことですが、先ず、part1「捨てよう!間違った健康常識5」の備忘録です。

×病院と健診にこまめに通う人が長生き
○「健康はまず自分で守る」自立心が必要

病気は放置していた方が、生存率が高かった
「健診で病気の早期発見・治療をした人が、健診を受けていない人より元気で長生き」との事実は、子宮がん・大腸がん・乳がんのエコー検診以外では証明されていない。
医療施設が整っている都会よりも、医師不足・施設不足と言われる地域の方が平均寿命が長い

×最高血圧が160㎜Hgを超えたら危ない
○最高血圧は180㎜Hgを基準にすればOK

最高血圧160㎜Hgは日本ではアウトだが、海外ではセーフ
最高血圧が半年以上180㎜Hgを超える場合には治療が必要

×総コレステロール値が220㎎/dlを超えたら危険
○総コレステロール値300㎎/dl以下ならOK

持病や自覚症状がない場合、総コレステロール値は300㎎/dl以下で大丈夫
総コレステロール値が低めの人よりも高めの人の方が長生き
しっかりと体重のある人は免疫力が強く、がんになりにくい、仮にがんや他の病気になっても治りやすい

×老後はゆっくりのんびり暮らすのが良い
○仕事などの活動を続けている人が長生き

何か仕事(活動)をすることは、社会や周囲にも貢献し、何より本人にいいことずくめ。
働かず、ぶらぶらしていると、認知症や寝たきり老人になる」ことの強い自覚が必要

×日本はヘルシーな長寿国
○人生の後半を寝たきりで過ごす人が多い

日本では、病院や診療所の病床数が多く、アメリカ人に比べると入院日数は4倍近い
国民皆保険制度のため長期入院希望者や薬消費量が多く、それが寝た切り高齢者を作っている
※コロナウィルス感染者数はアメリカが日本の数十倍なのに医療崩壊が起こっていないのに、日本では現時点で医療崩壊が叫ばれているのが不思議
以上:1,048文字

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