令和 2年 1月19日(日):初稿 |
○「ハーバード大の研究でわかったピーナッツで長生き!”紹介2」の続きで、第2章アンチ情報は間違いだらけ!ピーナッツ「常識のウソ」の紹介です。以下、その備忘録です。 ○ピーナッツ常識のウソ ①太る→× カロリーは高いが、コレステロールは含まれていない ピーナッツの栄養素は大豆と似ている 成分は、大豆がタンパク質38%、脂肪18%、炭水化物15%、糖質15%、水分14% ピーナッツは、タンパク質26%、脂肪49%、炭水化物19%、 ピーナッツは約半分が脂質だが、飽和脂肪酸約20%、不飽和脂肪酸約80%、で不飽和脂肪酸はオメガ6のリノール酸が約30%、残りの半分はオメガ9のオレイン酸、 ピーナッツにはオレイン酸がたっぷり含まれており、悪玉コレステロールのLDLコレステロールを減らしてくれる 悪玉コレステロール(LDLコレステロール)値が高いときは、肉や乳製品から魚や野菜中心の食生活に切り替えることが必要 食物繊維にはコレステロールが腸から吸収されるのを防ぎ、便として排出させる働きがあるところ、ピーナッツの脂質には、コレステロールは含まれず、不飽和脂肪酸や食物繊維が豊富 ②ニキビ・吹き出物ができる→根拠無し ニキビは肌の毛穴に皮脂が詰まって「アクネ菌」が増殖し毛穴の中で炎症を起こす病気-油が原因だがピーナッツは膨大な量を食べない限り無関係 ピーナッツには、ビタミンB1・B2・B6・E、オレイン酸、アミノ酸の一種の「アルギニン」、レスベラトロール等美肌効果成分がたくさん含まれている ③鼻血が出る→× 全く根拠無し ピーナッツの脂質は不飽和脂肪酸が中心なので鼻血の心配は無用 但し、日本人ではピーナッツにアレルギー反応を起こす人の割合が2.8%居る アレルギーは子供に多いが、大人でもこれまで全く食べていなかった人が毎日30粒も食べるようになったらアレルギー反応を起こす可能性がある コラム ピーナッツの産地は日本では千葉県が8割弱、1割が茨城県 日本でのピーナッツの本格的栽培は明治時代で、明治9年に千葉県山武市始まる 関東ローム層の火山灰土壌はピーナッツの子房が潜り込むのに適していてほかの野菜に比べて育てやすかったため栽培が盛んになった 以上:904文字
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