平成30年 4月15日(日):初稿 |
○「歯はみがいてはいけないって本当ですか-森昭歯科医師著作から」の続きです。 「歯はみがいてはいけない」と刺激的表題の森昭歯科医師著作をよく見ると、みがいてはいけないと言いながら、第2章「歯みがき」の間違いが全身病を作る以下に、詳細に歯の正しい磨き方を解説されています。以下、備忘録です。 <プラークとは、歯みがきの目的> ・歯みがきの目的はプラークコントロール ・プラークとは、歯垢と言う細菌と代謝物の固まり、歯垢が石灰化したものが歯石 プラーク(歯垢) ・食べかす取り歯みがき-食後に食べかすをとる歯みがき ・プラークコントロール-プラークを除去することを意識する歯みがき <プラークの性質等> ・歯周病菌等口腔内細菌は、プラークの中で繁殖 ・プラークができるのは飲食後(糖質を含んだもの)24時間 ・飲食後唾液のプラークコントロール能力が最強 ・プラークが一番できるのは夜寝ているとき-理由は唾液が殆どでないから ・プラークコントロールは、朝起きたときと夜寝る前が最も効果的 ・就寝寸前と起床直後にプラークコントロールをすべき <歯みがきの実際> ・プラークコントロールは、デンタルフロス+音波歯ブラシが効果的 ・デンタルフロスは、糸ようじでOK ・音波歯ブラシは、電動歯ブラシの一種で、フィリップス社ソニッケアーシリーズがお薦め ・音波歯ブラシの使い方原則は、毛先を歯と歯ぐきの境目に優しく当てる ・音波歯ブラシは1カ所あたり5秒、口の中全体で2分程度使えばおおまかなプラーク除去可能 森昭歯科医師自身のプラークコントロール ①起床直後デンタルフロス+音波歯ブラシ(3分) ②朝食後デンタルフロス+舌回し(1分) ③昼食後デンタルフロス+舌回し(1分) ④就寝寸前デンタルフロス+音波歯ブラシ(3分) ⑤3~4ヶ月に1回、歯科衛生士によるプロフェッショナルな口腔ケア ○森昭歯科医師著作、「歯はみがいてはいけない」なんて、刺激的表題を付けていながら、実は、中身は、「歯をシッカリみがくべき」でした(^^)。弁解すれば、従来のやり方で歯はみがいてはいけないと言うことでしょう。この記事を見て、「フィリップス電動歯ブラシソニッケアーダイヤモンドクリーン ディープクリーンエディション」をヨドバシ仙台で購入して1週間になりました。その歯みがき達成感に驚嘆しています。 以上:957文字
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