平成30年 2月23日(金):初稿 |
○宮城県HPの外部リンクに「宮城県医療機能情報提供システムみやぎのお医者さんガイド」と言うサイトがあるのを発見しました。残念ながら「みやぎの弁護士さんガイド」は宮城県HP外部リンクとしてはありません。「みやぎの弁護士さんガイド」に代わるものとしては、仙台放送がやっている「弁護士サーチみやぎ」があるだけでした。 ○厚労省HPの「医療機能情報提供制度(医療情報ネット)について」では、全国の医療情報ネットを確認すれば、診療科目、診療日、診療時間や対応可能な疾患治療内容等の医療機関の詳細がわかりますとのことです。「宮城県」をクリックしたら「宮城県医療機能情報提供システムみやぎのお医者さんガイド」が出てきました。 ○この「宮城県医療機能情報提供システムみやぎのお医者さんガイド」、「宮城県内の病院・医科診療所・歯科診療所及び助産所を探すのにお役立てください」とのキャッチフレーズですが、なかなか良く出来ています。「現在診療中を探す」との検索項目があり、「午前6時」に検索したら「仙台市急患センター」と「石巻市夜間急患センター」が出てきてその業務内容やHPを紹介しています。 ○「診療科目と所在地から探す」で全ての診療科目で宮城県全域を選択すると2594件出てきました。医師数はこの2~3倍は居るでしょうから宮城県内医師数は6000人位でしょうか。宮城県内の弁護士数は平成30年2月現在456人ですから、医師数は弁護士の10倍以上はあるはずです。 ○交通事故傷害に一番関係のある整形外科数は、宮城県全域では271件、仙台市では131件、我が青葉区では45件でした。この45件の内には交通事故損害賠償請求事件の被害者が良く利用しておりなじみのある名前も数件あります。しかし、大部分は私にとっては知らない整形外科ばかりです。各病院の詳細ページには、名称から始まる基本情報には、外来診療時間の他に駐車場の有無と台数まで記載され、ホームページの有無とURLの記載もあります。 ○仙台市青葉区にある45件の整形外科の内どの程度がHPを持っているか、ザッと見たところ3分の2はHPを持っていると感じました。東北大附属病院を始めとする大病院は、HPを当然持っていますが、個人病院も中心部で開業されている方は殆どがHPを持っています。我が弁護士業界よりはHP普及率はズッと高そうです。 ○医業は、診療科目がシッカリ分かれており、その専門性は明らかですが、弁護士業界は専門性が曖昧で判りづらいためか、公的機関が作成する「宮城県医療機能情報提供システムみやぎのお医者さんガイド」のような紹介サイトは、日弁連自身が作成しているもの以外には殆ど見当たりません。 ○私自身が、何かを探す場合、先ずPCでのネット検索から入ります。ここ数年スマホも急激に普及し、東京で地下鉄に乗るとどこもかしこもスマホを開いている方で溢れています。私はスマホは電話機以外では余り利用しませんが、何か探すのにスマホでのネット検索を行っている方も多いはずです。ネット利用に対応するマーケッティングに励む必要を一層痛感しています。 以上:1,272文字
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