平成29年 3月23日(木):初稿 |
○「嗚呼!良性発作性頭位めまい症再発か-ストレッチ中のめまい発生」の続きです。 平成29年3月22日早朝ストレッチトレーニングで、平成26年12月以来、2年3ヶ月ぶりで再発を確認した良性発作性頭位めまい症ですが、22日午後5時の歯科通院時が最悪の状況でした。最悪と言っても前回のような回転性めまいが生じたわけでは無く、前回よりは軽いものでした。しかし、歯石取りのため仰臥し、うがいをするため起き上がる度にめまいを感じて体がふらつく状況は嫌なものでした。 ○歯石取りが終了し、立ち上がって治療室を出るときは、めまいを感じるも身体がふらつかないように、立ち上がり・歩行等の動作をゆっくりと慎重に行い、なんとか、ふらつかず病室を出ることができ、会計を済ませて、歯科医院を出ました。歯科医院を出て歩行中は、めまいや身体のふらつき等は全く感じること無く、タクシーを拾って事務所に戻ることができました。その後も自宅に帰っても、特にめまい・ふらつき等を感じることは無く、就寝できました。 ○就寝に当たっては、仰臥位だとめまいが生じるおそれがあり、腹ばい即ち伏臥位の姿勢で寝込みました。しかし、おそらく就寝中何度か寝返りを打ったと思われ、起床時には仰臥位となっていました。3月23日午前5時頃起床し、上体を起こしてベッドを降りる際、少々ふらついてしまいました。そこで、良性発作性頭位めまい症がまだ継続していると思い、午前中に1件目の裁判を済ませた後に、将監耳鼻科に通院し、湯浅涼先生の診察を受けました。最初に頭位変換時眼振検査を受けると、当初は、眼振は殆ど見られないと言われましたが、詳細に検査している内に少々眼振が見られるとなりました。 ○そこで前回同様、40分程かけて、めまい止め等の点滴を受け、毎食後服用薬品として、ベタヒスチンメシル酸塩錠6mg「テバ」とドフィソパム錠50㎎1週間分の処方を受け、昼食後から服用し始めました。午後は打ち合わせが5件連続して夕方6時まで詰まっていましたが、めまい等を感じるいとまは無く、普段通り問題なくこなすことができました。 ○点滴を受けているときに看護師さんに、良性発作性頭位めまい症の患者さんは多いですかと聞くと、頭位めまい症に限らずめまいを訴えてくる患者さんは多いとのことでした。また、良性発作性頭位めまい症の再発患者は多いですかと聞くと、これまた大変多いとのことでした。ネットでは「1年で再発率は30%、5年では50%と再発率も比較的高い」との解説がありますが、確認すると納得されたような表情でした。 ○以下、ネットで見つけた良性発作性頭位めまい症の原因と予防法に関する備忘録です。 ・耳石のかけらは、頭を強くぶつけるのがきっかけとなったり、加齢やウイルスの感染による変性のためにできるといわれていますが、なにも原因がみつからないこともあります。 ・耳石というのは粉の固まりのようなものです。このため、ふだんの動きのなかで耳石の一部はかけるもの。そのまま砕けて細かくなります。小さな粒になってしまえば、少々動いても体に悪影響を及ぼしません。 ・しかし、寝相がよい人は別の話。寝ているあいだに砕けていた耳石が一箇所に集まって、再び固まりになるのです。そして朝起きたときに、めまいがおきてしまうというわけです。 ・「運動不足」、「パソコンをよく使う」という特徴は良性発作性頭位めまい症の患者に共通しています。 ・良性発作性頭位めまい症の場合は、体を動かすことが再発の予防につながるのです。 ・同じ頭の向きで寝ずに、しっかりと寝返りを打つことが良性発作性頭位めまい症の予防になるのです。 以上:1,488文字
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