平成27年 6月21日(日):初稿 |
○「アナログヘッドホンとデジタルヘッドホン聴き比べ中2」の続きです。 「聴力が落ちて何より音量が必要な難聴者には、USBヘッドホンアンプAT-HA90USBは無用の長物でした(^^;)。」と記載していましたが、その仕様のヘッドホン出力端子の最大出力レベル:50mW+50mW(16Ω~64Ω T.H.D 10%時)と記載されています。私がこれまで試用していたヘッドホンアンプAT-HA20の最大出力レベル:100mW+100mW(32Ω、T.H.D 5%時)となっており、USBヘッドホンアンプAT-HA90USBは出力が小さく設計されているため音量が大きくできないのかと、一時は諦めの心境でした。 ○しかし、諦めきれずアンプ出力と音量の関係をネットで調べると、以下の記述がありました。 最大出力が1Wと4Wの2つのラジオでは、最大音量はどの位の差があると思いますか。4Wのラジオは1Wのラジオの4倍の音量が出せると考える方は多いのではないでしょうか。○AT-HA90USBの出力50mWとAT-HA20の出力100mWでは2倍の差がありますが、その差は、「音量は約1.4倍になりますが、1.4倍の音量差は比較してはじめて分かる、少し違うかなという程度の差」に過ぎないとのことです。 ○なんとか折角大枚をはたいて購入したUSBヘッドホンアンプAT-HA90USBの音量を大きくできないものかと、サウンドの再生タブでHA90USBAudioDeviceを選択してプロパティを見るとレベルタブがあり、これを開くと60%でした。初期設定が60%に留まっていたようです。そこでこれを100%最大音量に上げてみました。 ○その結果、USBヘッドホンアンプAT-HA90USBの音量は、20%程度上がったように感じ、小さい音量レベルで録音されたYouTube動画の音も、音量ボリュームを全てを最大にすると何とか私にも聴き取れるレベルに達しました。それでもこれまで使用していたアナログ方式コードレスヘッドホンのソニーMDR-IF240RKに比べると20%程度小さく感じます。しかし、デジタル方式ヘッドホンは、何より、隣の部屋や更に隣の部屋に行っても音は変わらず聴くことができ、トイレに入ったときも聴くことができるのが最大の利点です。しばらくUSBヘッドホンアンプAT-HA90USBを試用してみます。 以上:1,172文字
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