平成26年11月23日(日):初稿 |
○「無念!第2回秋季宮城県ベンチプレス選手権大会惨敗-フォーミュラ考」を続けます。 第2回秋季宮城県ベンチプレス選手権大会は、平成26年10月16日開催されましたが、参加選手は16名と少なかったため午前10時に始まり、午前11時30分頃には、記録挑戦会も含めて全て終了しました。私は全く想定外の惨敗に意気消沈しましたが、午後1時からの、「筋力トレーニングの方法およびパワーリフティング競技のルール研修会」も参加を勧誘されて、参加しました。 ○研修会講師は、パワーリフターとして著名な方で、全日本選手権で優勝され、代表として世界を舞台に活躍された荒川大介氏とのことです。パワーリフティングとは、ベンチプレスだけでなく、スクワット、デッドリフトを加えた3種目での最大挙上重量の総計を競うスポーツです。スクワットはバーベルを背中に担いでしゃがんで挙上し、デッドリフトは床の上のバーベルを引き揚げるもので、いずれも腰部に相当の負担がかかるため20年来の腰痛持ちの私には無理と決めつけいずれも殆ど練習したことはありません。 ○そのためベンチプレスは大好きですが、パワーリフティングには全く興味がありませんでした。しかし、THE ZEN CLUB K&B GYMの齋藤高史会長からは、腰痛持ちこそスクワットとデッドリフトを練習して腰回りの筋肉を鍛えるべきだとアドバイスされて、最近少しずつ、軽い重量でスクワット・デッドリフトも練習し始めています。いずれも正しいフォームでやらないと腰を痛めそうな感じで、先ずは軽い重量で、正しいフォームをつかむ必要があります。 ○「パワーリフティング 荒川大介」とのキーワードでググると、「荒川大介・筋力アップのためのパワーリフティング 第○回 in IRONMAN」とのブログサイトが出てきます。荒川大介氏自身のブログではないようですが、「IRONMAN2012年○月号より」と記載されており、荒川氏が「IRONMAN」と言う雑誌に執筆した記事の転載記事のようです。「荒川大介・筋力アップのためのパワーリフティング 第2回 in IRONMAN [2012/07]」には、「スクワット基本フォーム編」との副題でスクワットの練習方法等について相当詳しい解説がなされており、これだけで結構な勉強になります。 ○この荒川大介氏のセミナー、午後1時から午後4時まで途中10分の休憩を挟むも、ほぼ丸3時間、しっかりと講義して頂き大変勉強になりました。 荒川氏の主な戦績は ・2008 世界パワーリフティング選手権大会 90kg級4位 記録825kg ・2009 全日本パワーリフティング選手権大会 90kg級1位 記録855kg ・2011 アジパワーリフティング選手権大会 93kg級1位 記録835kg とのことで、大変な大記録ですが、元々才能に恵まれた方ではなく、努力の積み重ねでこの偉業を達成したとのことです。 ○以下、荒川氏セミナーレジュメの重要部分備忘録です。 ・3種目共通の大切なこと ①軸がずれないフォームを探すこと。高重量になってもフォームが崩れないことが大切(※特に私は高重量になるとフォームが崩れます) 超スローでフォーム確認(ウオーミングアップで動作チェック)(※特に低重量のウオーミングアップと高重量のフォームが同じことが重要) ビデオ撮影と自身の感覚を合わせる 常にフォームは変わると言う考えを持つ ②試合に出る人はルールを守ること ・ベンチプレス解説 台の寝方/バーの取り方/手幅/グリップ/ラックアップ/スタート姿勢/初動 ・メインとなる補助種目 ベンチプレス→ストップ(試合を想定)/ブリッジ70%/ナロウ ベンチプレスにもチンニングが重要、ディプス、ダンベルベンチプレス、ショルダープレス、プレスダウン、アームカール 補助種目でもベンチプレスの動作をイメージして行うことが大切 ・練習方法 基本は8レップス2セット。それを軸にバリエーションを目的に応じて増やす。 以上:1,630文字
|