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下唇裏側を噛んだ傷口から発生した口内炎悪化

平成23年 8月22日(月):初稿
○「口内炎解消策-デキサルチン軟膏」で「私は生来虚弱体質で身体の彼方此方に病気持ちで口内炎もその一つです。身体が極度に疲れたとき口内炎となって疲れが表面化します。又歯の噛み合わせが悪いせいか、時々食事中に、唇の裏側を噛んで傷つけます。最初は小さな傷が2,3日後に白くただれて口内炎と化し、4,5日目当たりになると白い部分が深くなり3,4日間、痛みがひどい状態が続きます。7~10日位でほぼ治りますが、痛みがひどい期間は食事も染みて苦痛が続きます。」と記載しておりました。

○平成23年8月15日、16日と2回に渡り、右側下唇内側の2カ所を噛んで僅かに傷をつけてしまい、その傷口が徐々に白く大きくなり、口内炎化して、4,5日後の20日前後から2カ所が繋がり、1カ所の大きな白い口内炎とかし、痛みも増加し、食事の時、飲食物がその口内炎の箇所に触れると痛くてたまりません。「口内炎解消策-デキサルチン軟膏」に記載したとおり、「唇の裏側を噛んでこのままでは口内炎になると思うと直ぐにデキサルチン軟膏(デキサメタゾン)を塗って」いれば、これほど酷くならなかったのですが、このデキサルチン軟膏(デキサメタゾン)が現在開封して数年経て古くなっているため使用をためらっていました。

○しかし上記の通り痛みが酷くなってきたので薬局に行って口内炎に効くという大正口内軟膏という赤色の軟膏を購入して塗ってみたのですが殆ど効きません。この大正口内軟膏、成分は100g中シコンエキス0.2g(シコン5gに相当)、グリチルレチン酸0.3g、クロルヘキシジン塩酸塩0.2gその他添加物ポリビニルアルコール等と記載されており、デキサメタゾンを主成分とする日本化薬のデキサルチン軟膏とは種類が違うようです。デキサメタゾンは、ステロイド系抗炎症薬と解説されていますが、大正口内軟膏は、ネットで見ると「非ステロイド性抗炎症薬で粘膜の修復をはやめる作用のあるシコンエキス、さらにグリチルレチン酸、殺菌薬・クロルヘキシジン塩酸塩を配合しました。」と記載されています。

○NHKのためしてガッテン平成21年2月25日放映「口内炎スピード完治!」の「内炎の塗り薬の種類と効果」では、
口内炎の塗り薬には、大きく2種類あります。
※塗り薬の多くは軟膏タイプですが、貼るタイプ、スプレータイプも基本的には同様です。

[1] ステロイド系の塗り薬
免疫を抑制し、痛みを和らげる働きがあります。病院で処方される口内炎の塗り薬の大半がこれです。市販薬の一部にもあります。
口内炎が痛くて食事ができないような場合に、とりあえず痛みを抑えて、体力が低下することを防ぐために処方されます。細菌の繁殖を抑えることはできないので、まず殺菌成分入りのうがい薬や洗口液でうがいしてから使用するのがおすすめです。

[2] その他の殺菌・消炎成分入りの塗り薬
この種類の大半が市販薬です。殺菌効果は期待できますが、塗った場所だけの局所的な効果になりがちなので、やはり殺菌成分入りのうがい薬や洗口液でうがいしてから使用することをおすすめします。
とあり、殺菌成分入りうがい薬等でうがいしてから塗り薬を使用しないとあまり効果がないと解説されています。

○そこで常備しているイソジンガーグル液を入れた水で良くうがいをして大正口内軟膏を塗ってみましたが、やはり、劇的な効果はありません。炎症が悪化すると治まりも時間がかかるようです。デキサルチン軟膏は、市販されておらず医師の処方箋が必要です。私の場合、3~4ヶ月に1回は、唇や頬の裏側を噛んで傷つけ口内炎になるので、将監耳鼻科医院に耳の定期検診に行った際、デキサルチン軟膏を処方してもらうことを習慣とすることにしました。
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