平成22年 6月29日(火):初稿 |
○「AKA-博田法の概要紹介-はじめに」に記載したとおり、私は40歳前後から腰痛持ちとなり、この腰痛退治のために真向法を始めるも改善されず、55歳の時はMRI検査の結果、一時腰椎椎間板ヘルニアと診断されたこともあり、平成19年6月から仙台富沢病院の日本AKA医学会認定指導医銭谷雅博整形外科医から定期的にAKA療法を受け現在に至っています。AKA療法は、当初2週間に1回程の頻度でしたが、症状が落ち着いている現在は、3ヶ月に1回の頻度で通院しています。 ○腰痛持ちと言っても特に症状増悪時でない限り、好きなテニスを支障なく出来る鈍痛程度で、本格的な腰痛持ちの方から見れば、そんなものは腰痛持ちとは言えないと一笑されるレベルかも知れません。しかし症状が増悪したときの不快感は極まりなく生活にも支障を来しますので、症状が増悪しないように3ヶ月に1回は銭谷医師のAKA療法を受け続け、今後も継続するつもりです。AKA療法を受け始めてからは、テニスに支障を来すような腰痛増悪がなくなったからです。 ○平成22年6月28日はたまたま3ヶ月に1回のAKA療法受診日であったので、「平成22年5月半ば鎖骨に鈍痛発生」に記載した右肩鎖関節当たりに発生している鈍痛を説明して診て貰いました。朝15~30分程度筋トレをしていますが、ベンチプレスが好きで数ヶ月前から元世界チャンプの指導を受け、肩胛骨を寄せるスタイルに変えたら重量が伸びて、無理して重い重量を上げている内に1ヶ月程前から右肩鎖関節付近の骨の頂点部分が押すと鈍痛がするようになり、挙上能力も停滞してしまった旨を説明しました。 ○すると右腕を上げるなど、これまでの腰痛中心の検査とは違う検査をされて、更に、AKA療法もこれまでの背中側腰部の手技による調節以外に、頚部付け根当たりの調節等チェックして頂きました。私の場合、左側仙腸関節に機能障害がどうしても残っていると言うことで、3ヶ月に1回はその調節のためのAKA療法を受けていますが、銭谷医師の話では、仙腸関節に機能障害がある人が、腰部も使って重い重量を挙げると仙腸関節にも負担がかかり、更に肩への直接の負担で、肩鎖関節に炎症が起きる場合もあるとのことでした。 ○確かにここ数ヶ月は、意識して肩胛骨を寄せるだけでなく、出来るだけブリッジスタイルに近い形にしようと、両脚を踏ん張り、身体全体でベンチプレスを行うように努めてきました。勿論、完全なブリッジスタイルは出来ませんが、ブリッジスタイルに近づくようにして、且つ、両脚で踏ん張って挙げると腰部にも大きな負担がかかり、仙腸関節にも負担がかかっているようです。 ○仙腸関節に機能障害を持っている人は、余り負担をかけてはいけないとアドバイスされ、更に気持ちよく挙げることが出来ないときは、身体がそれを拒否している証拠なので決して逆らわないこと、即ち無理して挙げるのは禁物と念を押され、ガックリしました。肩鎖関節は、上半身の運動全てに関わっており、脚部の運動しか出来ないことになります。いつものことですが、「急いては事をし損じる」をよーく肝に銘じるべしと痛感した次第です。 以上:1,293文字
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