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無念!椎間板ヘルニア続編4-腰痛治療法整理1

平成19年 6月18日(月):初稿
○椎間板ヘルニアに罹患し、現在も腰部に鈍痛、左足全体に軽いしびれ、左足首脱力感等で悩まされております。一般の整形外科では、症状の急性期には神経ブロック注射や炎症止め薬剤投与等の治療がなされますが、急性期を脱して症状が落ち着いた段階では、単にウオーターベッドでのマッサージと温熱療法を繰り返すだけで完治に至らない場合は、歯がゆい感じがします。

○そのため整形外科の治療に飽き足らない段階となった患者のために接骨院、整体院、カイロプラティック、その他様々な腰痛治療のための治療院が存在し、書店の健康コーナーには腰痛治療に関する多くの書籍が置いてあり、それらの書籍の多くには、自分の治療法が一番と称し、他の治療法をけなす記載がなされています。

○そして殆どの書籍に自分の治療法で飛躍的に回復した事例を誇らしげに記載していますが、中には改善出来なかった症例が必ずあるはずです。しかし殆ど書籍にはうまくいかなかった症例には触れていません。私より重く且つ長い腰痛経験仲間に聞くと、結局は、その症例と治療院の相性があり、うまくいった例は、たまたま症例とその治療法の相性が良かったとの偶然のレベルにも感じます。

○整形外科医に聞くと接骨院、整体院等で却って症状を悪化させて整形外科に来る例が極めて多いと言い、接骨院・整体院等に聞くと整形外科で全く改善しなかった症例を当院が直してやったと言い、素人にはどちらが正しいか判断できません。

○健康雑誌「わかさ」の2007年8月号の腰痛特集で腰痛最新療法を紹介しており、備忘録として記載します。
先ず整形外科医の治療法です。
AKA博田法
機能異常を起こした関節を関節運動額の理論に基づき正常に動くようにしてその結果として整形外科領域の症状を改善する運動(手技)療法。仙腸関節(仙骨と腸骨を繋いでいる関節)が関連痛の震源地として仙腸関節の機能異常を解消することで腰痛の85%が直るとのことで、私としては一番注目しています。

竹谷内カイロプラティックセンター
「わかさ」で始めて知りましたが、カイロプラクティックと整形外科での院長の診療経験から、患者の症状に応じてカイロプラクティック或いは医学的治療のいずれが必要かを的確に判断して、必要に応じてカイロプラクティック治療を行い或いは最適な治療を受けられる医療機関を紹介するとのことです。手技による治療という点ではAKA療法と共通です。2番目に注目しています。

新レーザー手術ー銀座ファーストクリニック
椎間板ヘルニアの手術というと「怖い」と言うイメージですが、ここの新レーザー手術では「背中に直径約1・3ミリの細い管を刺し、X線の画像を見ながら神経を刺激している椎間板まで挿入する。そして管の中にレーザーファイバーを通し、突出している椎間板の内部にレーザーを当てて、組織の一部を蒸散させるのだ。これにより椎間板の内部に空間ができて、突出した部分が元の状態に戻るという仕組み。」で15分で終了し日帰りも可能とのことです。手術費用が80万円と高額なのが難点ですが、私もいよいよの時は検討します。
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