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社会保険の基礎の基礎-国民健康保険料の高いのに驚く-私の場合

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平成30年 3月30日(金):初稿
○「社会保険の基礎の基礎-国民健康保険料の高いのに驚く」を続けます。
自分が健康保険料を毎年幾ら支払っていたのかも良く判っていなかった私は、「兎に角、国民健康保険料のバカ高いのに驚き、ようやく、弁護士業健康保険組合の必要性を痛感しました。」と記載していましたが、ここ10数年間、私が、病院に通院して自費で支払った医療費がどのくらいなのか振り返ってみました。

○「久しぶりに胃炎-健康に関する愚痴です」に「生まれつき虚弱体質の私は小さい時からしょっちゅう病気ばかりしていました。」、「病院の診療科で言えば小児科から始まり、耳鼻咽喉科、内科、外科、整形外科、眼科、皮膚科、泌尿器科、歯科等殆どの科目を診察・治療を受けたことがあり」と記載しており、40代までは随分、病院のお世話になりました。

○しかし、平成15年10月に日曜日を除く毎日真向法を開始して以来、風邪で通院して休み、或いは風邪薬を飲むこともなくなり、私が通院するのは、各種定期点検が、耳年2回、目年3回、歯年4回程度です。この15年の通院で、その他覚えている通院は、喉の痛みで2回、良性発作性頭位めまい症で2回、腰痛で10回程度、小指骨折で10数回程度通院しています。

○ここ5年くらいは、毎年病院に行くのは、各種定期点検年10回程度で、自費で支払う医療費は、1回1000~2000円程度と記憶しています。歯に関しては、ここ数年は、歯科技工が必要な治療は保険外治療(自由診療)が多くなり、医療保険を使いません。仮に1年に2000円10回2万円支払ったとして、その部分は3割なので、全医療費は2万円÷0.3=6万6666円となり保険利用部分は、自費負担2万円を差し引き4万6666円です。この金額は、月額国民健康保険料よりずっと低いものです。

○医療費は慢性的赤字で、国の大きな財政負担になっていると聞いていましたが、私の場合は、どうやらここ5年くらいは、医療費は支払った国民健康保険料の1割も使用しておらず、保険料と医療費の関係は完全な黒字です。「国⺠の医療費 - 内閣官房ホームページ」の1頁めに以下の画像が出てきて、医療費国庫負担の膨大さが一目瞭然です。


○上記国民の医療費では、平成25年度予算ベース国民医療費は約42兆円で、同年全人口1億2729万人で割ると1人当たり国民医療費は約33万円になります。同年度の42兆円の医療費は、国庫負担16兆円(38.1%)、保険料負担20兆円(48.5%)、患者負担5兆円(13.4%)ですので、1人当たり医療費約33万円は、12万5730円が国庫負担、16万円が保険料負担、4万4240円が患者負担になります。

○東京都弁護士国民健康保険組合に加入できれば、医療保険料が月額2万5200円で済むのに、国民健康保険だとその3倍もの保険料になるのは、何とも腑に落ちません。しかし、4万人近くになった弁護士が、弁護士業健康保険組合を作って健康保険料低額化を図ることは、国庫の医療費負担が益々増えることになりそうで、ことは単純ではないなと感じました。
以上:1,260文字

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