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”てっぱん”父娘の名乗りをしなかったことの是非3

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平成23年 4月22日(金):初稿
○「”てっぱん”父娘の名乗りをしなかったことの是非2」を続けます。
”てっぱん”父娘の名乗りをしなかったことの是非1」を見た方から以下のご感想メールを頂きました。
心情的に父で有ることを名乗らなかった実父の方が救われる気がします。
じっと見守っていると言うか、その子の為にきっと動くときが来る。実体として子を捨てた事に変わりはないと思うしそれに対する悔恨の重荷は背負っていかなければならないと思います。
ご感想有り難うございました。悔恨の重荷を背負っていくために敢えて父娘の名乗りをせず、いつか自分のこどもの為に動くためにじっと見守っていくことに救いを求めるとのお考えと思えますが、これが作者の意図かも知れません。私はここまで深く考えませんでした。色々な考え方があるものだと、大変勉強になりました。

○「”てっぱん”父娘の名乗りをしなかったことの是非2」までお読み頂き、以下のご感想メールを送って頂いた方も居ました。
この記事はとても面白い記事でした。理由は
一つは、裁判官と弁護士の結構な年齢の男性(ムサシ氏は男性と考えて)がこの番組をこうも真剣に見ているのかということ。
二つ目はその文章が法律的な文章とでも言うのでしょうか、例えば「子供を産んだと言うことはその原因行為があり…」など全体に判決文のような…ということ。
私は”てっぱん”を最初のころちらちらと見ていましたが途中でおもしろくなくて止めました。しかしその後の展開が今回の記事でわかりました。ありふれた筋ですね。思ったとおり。
とにかく、是非1を読んで2を楽しみにした私でした。
ご感想、有り難うございました。このようなご感想を頂くと素直に嬉しくなります。

○いい歳をした裁判官や弁護士が真剣に番組を見ていることがほほえましく見えたようで、確かに私自身は、「結構な年齢」ですが、ムサシ氏は私よりは若いのではと思っていました。しかしその記事を良く見ると裁判官を退職され弁護士をされているようで、またお孫さんも居るとのことで、私の方がズッと若いようです。私も最近孫は出来ましたが(^^)。孫さんも居るご年齢であれだけ熱心に連続TV小説をご覧になる姿勢は、私も見習うべきと益々尊敬の念を持ちました。

○私の文章の「子供を産んだと言うことはその原因行為があり…」との、無粋極まりない表現に、「全体に判決文のような」という評価を頂きましたが、弁解をさせて頂くと、「原因行為」とは「ある特定の行為」ではなく、出会いから付き合いに至り、最後の別れに至る全体の行為をさしたつもりでした(^^)。「子供が生まれる可能性を当然知っていながら」なんて表現が続けば、「ある特定の行為」を思われて当然かなと、我が表現力の乏しさを痛感させられました(^^;)。

○ムサシ氏の「連続テレビ小説『てっぱん』を見て」の中に「父は音楽家として大成するためにアメリカに留学したが,母は父と同行することを拒否して別れた」と言う下りがありましたが、実は私自身は、この状況は知りませんでした。父に都合の良い弁解のような気がしないでもありませんが、この状況説明放映の時を見逃していたようです。母もトランペット奏者で音楽好きなはずなのに何故同行を拒否したのか疑問ですが、このドラマでは、主人公実父母についての説明を敢えてぼかしているようにも思えます。しかし、父に判決を下すには,状況を全て把握して総合的に判断すべきであり,私の判断は拙速の感もありと反省した次第です(^^;)。
以上:1,428文字

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