平成16年11月20日(土):初稿 平成17年 5月15日(日):更新 |
○昨日午後から車で気仙沼での仕事に向かいましたが、思いの外時間がかかり、仙台の事務所に戻ったのが午後12時近くでした。 残務整理をして、床についたのが午前2時近くでさすがにいつもの午前5時前後には起きることが出来ませんでした。 ○本来、親を孝行すべき子が病気等で弱くなった親を虐待した場合、一般になんて子だと非難されます。 しかし、家庭戦場論を唱え、更には人生全て対峙する相手方との心理戦争であるとの考えをとるようになった私には、弱くなった親が子に虐待された場合でも、子を一方的に非難する気にはなれなくなりました。 ○親が弱くなったとき、その親を虐待するような子に育ててしまった親のこれまでの子の接し方にも問題があります。弱くなった親を慈しむのが子としての本来の人間の姿です。 このような本来の人間の姿を維持するように子をコントロール出来なかった親には、子との心理戦争敗北を感じます。 ○かといってそのような子を一方的に弁護する気にはなりませんが、本来の人間の姿からはずれた子を本来の人間の姿に戻すには、一方的に非難することは全く効果がないことだけは確かです。 ○詳しいことは書けませんが、昨日の仕事は、親と子との心理戦争の課程をじっくり探る必要を実感する事件でした。 以上:522文字
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