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英国旅行記2

平成 1年11月30日:初稿 平成17年 1月 8日:更新

格安航空チケット
 このような事情で、我々はベニーの住む英国・スコットランド旅行をするに至った。いわゆるパックツアーではなく、行きあたりばったりの旅行である。海外旅行ベテランの鈴木氏は私に対して出発予定日の一週間も前に注文すれば、航空チケットは充分に取れると説明していた。8月20日までは夏休み料金で航空チケットが割高なので8月21日からスコットランドへ出発する予定でいた。ところが出発予定の一週間前に至り、鈴木氏から8月21日からの航空チケットはほとんど予約済みで取れないと連絡が入った。そこで私はあわてて電話帳を調べ、数社の旅行会社へ電話した。8月21日以降の航空チケットの発売状況を問い合わせたところ、殆どがその時点で取るのが難しいという。

 しかし、よくよく問い合せてみると取るのが難しいものは正規のチケットであり、キャンセルされたチケットはまだ残っている。そして最終的には行きの航空チケットは香港までがノースウエスト航空で、香港一泊後香港よりロンドンガトウィク空港までは英国航空、帰路はロンドンヒースロー空港からモスクワ経由で成田空港着のアエロフロート航空の往復航空チケットが取れた。往復航空運賃は23万8000円の低価格チケットである。各航空会社に航空チケットの注文をしてみて、航空運賃の額に大幅な差があることに驚いた。成田-ロンドン往復で最も高い定期便の運賃が50数万円で最も安い運賃の一9万円代まである(平成元年当時の話)。我々が取った23万8000円はかなり安い方であった。旅行会社の職員の話では、航空運賃は裏の裏の裏の事情があり、依頼の仕方によっては相当安いチケットが手に入るとのことであっった。

香港空港にてー危うく雲助タクシー利用
 このような経過で行きは香港で一泊することとなった。そして8月20日の午後5時20分我々はノースウエスト航空の017便で成田空港から香港へ旅立った。現地時間午後8時50分に香港へ到着。香港空港内は冷房が強力に効いておりひんやりしている。私は香港の入国審査を通過し、次に審査をしている鈴木氏の姿を撮ろうとしてビデオカメラを構えたところ、入国審査官の女性と警備の職員から撮影禁止とのことで強い注意をうけた。香港空港を一歩出ると外は夜9時過ぎというのに蒸風呂のような暑さである。たとえれば、狭い洗濯室で強力乾燥機をかけているときのようなムカッとくるような高温と湿気であった。

 我々はタクシー乗り場を探してウロウロしていると、目のギョロギョロした人相よろしからぬお兄さんが私の所へツカツカと立ち寄り「テクシー」と声をかける。私は「イエス」と答えると、彼は「150香港ドルでどうか」と言う。1香港ドルが18円なので3000円にも満たない金額だ。私はこの「テクシー」に乗っても良いとも考えた。すると前を歩いていた鈴木氏が戻ってきて、そのお兄さんと英語で交渉を始めるとそのお兄さんはスタコラ退散した。鈴木氏は「空港インフォメーションで我々が泊まる予定のクーロンフジホテルまではタクシーで20~30香港ドルと説明された。150ドルは高すぎる」と文句を言って追い返したと言う。さすがは鈴木氏である。私は海外においても甘い男と見られるらしい。要するにそのお兄さんは日本で言う「雲助」だったのである。私はあやうく引っ掛かるところであった。

 その後我々は普通のタクシーに乗り、無事30香港ドルでクーロンフジホテルへ到着。クーロンフジホテルは日本において予約済の一泊6600円のホテルである。しかし値段の割りには部屋の内部は相当汚い。ベッドのマットやシーツは湿った感じで、バスはシャワーのみであり用意されたタオルはいかにも使い古しという感じでしみが付いていた。私は汚い部屋の様子を愛用のビデオカメラに収めた。

香港市内観光あれこれ
 我々は夜の11時ごろ有名な香港の夜景を見ようと外に出た。しかしすでに夜も遅くなりもう見られないとの話を聞き、仕方なくホテル付近の中華料理店へ入った。そこで焼きそばと餃子類を食べたがいわゆるこくのある味で日本で食べるより遥かにうまい。

 翌日午前中は香港市内ダウンタウン観光バスツアーに乗り込む。客は30人は乗れると思われるバスに我々二人だけ。料金は170香港ドルで日本円で約3000円。バスの運転手とガイドさんに給料を払ったらバス会社としては赤字になるであろうと心配した。
 香港は世界のマーケットと言われており、高層ビルが林立し活気が溢れた街であった。しかしビルには100年以上も前に建てられスラム化したものや、10数階ものフロアーを持ちながらエレベーターがないものも多く、そこには下層階級の香港人がひしめきあって住んでいるという。香港ではわずか1000平方キロメートルの狭い土地に約560万人の人が住んでいるので、高度空間利用のために高層ビルが非常に多い。我々は世界で二番目に高いというビルをガイドさんから紹介された。下層階級の住むスラム化したものから上級公務員やイギリス人の住む超高級高層ビルまで非常にバラエティに富だ高層ビルの群れは壮観である。

 ダウンタウンツアー最後に、中程度のレストランでの昼食が含まれていた。メニューは焼飯、餃子、シューマイ、春巻、肉だんご、さらに肉まんがついた中々豪華なもので、日本で食べたら一人前これだけで少なくとも2000円位するのではないかというものでこれもまた美味であった。2時間程バスで観光案内を受けかつ昼食を腹一杯食べ170香港ドル(3000円)で済むのだから香港は本当に物価が安い。

 しかしこんなこともあった。ツアーの途中でジェイド(翡翠)マーケットでショッピング。ガイドの案内で翡翠のネックレスを日本円5400円で買った。店の人の説明では、日本では5~6倍の値段がするという。私は日本で母にお土産としてやったが、これを見た母は光沢もなく作りも雑だという。そこで宝飾品を扱う顧問会社に鑑定してもらったら日本で買ってもせいぜい5000円位だという。やはりよく見て買うべきだった。

 午後我々は観光バスツアーを降り香港市内の下町をぶらついた。さすが世界のマーケットだけあって商店は豊富だ。驚いたのは各ビルのテナントとしての商店の面積が極端に狭いことだ。たった2、3坪の面積の店舗が多い。鈴木氏の解説では、香港人は独立心が強くすぐ独立して自営を始めるため狭い小さい店舗が多いという。私は日本からスリッパを持って来なかったことに気付き、小さな靴屋でスリッパを買った。香港では値引きを要求すると通ると聞いていたので、私は定価25香港ドルをもっと安くしてくれと店員へ頼んだ。しかし店員は笑って相手にしてくれない。鈴木氏はたった25香港ドル(450円)のものを買うのに値引きを迫るとはなんとあさましいといって笑う。

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