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学校教育での体罰について

平成17年 3月31日:初稿 平成17年 5月15日:更新
○先ず更新情報です。久しぶりにロースクール日記「3月29日『進級』」が更新されました。無事進級できたようです。この勢いで頑張って下さい。

○昨日体罰肯定論を記載しましたが、学校教育法第11条は次のように定めています。
第11条  校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、学生、生徒及び児童に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない。
又、体罰については、通達「懲戒の程度」(1948年12月22日法務庁法務長官調査意見)によれば、体罰は「身体に対する侵害、被罰者に肉体的苦痛を与えるような懲戒」のことを指すとされているようです。

文部科学省の通達によれば「教職員自身が学校の場等において子どもの人権を侵害するような行為を行うことは断じてあってはならず、そのような行為が行われることのないよう厳しい指導・対応を行っていく。」となっています。

○上記体罰禁止の原則からは、昨日述べた元気の良い女性教師のビンタや髪を押さえてバケツに顔を突っ込む行為は明白な違法行為です。
しかし今から40年以上前ですが私の小学・中学校時代は教師による体罰は珍しくなく、実際私自身体罰を受けたことが何度か有りました。そして受けた体罰について自分が悪いことをしたのだから仕方がないと自然に受け取っており、親に話しても問題にする意識など全く有りませんでした。

○10年程前になりますが、小学校教諭をしている同級生と話をしたことがあります。彼は、「今はげんこも出来ないから、やりづらいんだ」と話しており、おそらく、40年以上前の私の小学・中学時代と今の教師の体罰禁止徹底度は相当程度異なり、今は体罰厳禁と指導されているものと思われます。

○しかし教師の体罰が横行していた40年以上前と今の教育状況はどちらが良いでしょうか。
私の小学・中学時代にも勿論イジメはありましたが、これによって自殺に追い込まれたり、又、中学生徒が教師をナイフで刺し殺したり或いは小学校の生徒が他の生徒を殺した等という陰惨なニュースを聞いた記憶がなく、今よりずっと大らかな時代だったように記憶しています。

○学校教育と体罰のキーワードでGoogle検索をすると5万件近いHPが出てきて、人権派の体罰厳禁論派だけでなく体罰容認論派のHPが結構あります。
以下の記述になるほどと思いました。
学校教育における体罰を禁止している国は、日本のほか、スリランカなどごくわずかである。一部の国は、校長などが責任を持って体罰を与え、それを記録にとどめるとしている国もあるが、おおむねの国は言及していないというのが実態である。

以上:1,091文字

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