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筋筋膜性疼痛症候群(MPS)と繊維筋痛症概観

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平成22年 1月28日:初稿
○現在受任中の交通事故訴訟事件に筋筋膜性疼痛症候群(MPS)からさらに繊維筋痛症と診断された方がおり、この両病名についての備忘録です。

筋筋膜性疼痛症候群(MPS)
全身の筋肉のどこかに時に激しい疼痛を生じる病気で、英語ではMyofascial Pain Syndrome(略称はMPS)と呼ばれている。激しい運動等の過負荷により微少損傷して収縮した筋肉が、更に過負荷を受けるなどして血行不良状態になると、筋肉収縮が回復せず、拘縮状態となり、索状硬結(Taut Band)または筋硬結(Muscle Knots)と呼ばれる疼痛が発生し続けること。

疼痛は、索状硬結部位だけでなく、その部位をはじめに周辺まで広い範囲に疼痛を発生させる。索状硬結部位は圧痛点と呼ばれ、その中で物理的に力を加えると周辺部まで強い痛みを感じさせる圧痛点を特にトリガーポイント(発痛点)と呼ばれる。


疼痛の感じ方は人それぞれであり、同じ人でも時間の経過と共に、疼痛の種類、疼痛の部位が変化する場合もある。時にその痛みは歩行、座る事、立つ事など日常生活を困難にするほどの強い疼痛になる事がある。痛みの種類は人や時により異なるが、焼けるような、刺すような、うずくような痛みとして例えられている。

発症の基本的原因は、縮んだ筋肉への過負荷、骨格系の歪みによる筋肉損傷。長時間の悪い姿勢継続での特定筋肉への過負担、また貧血、カルシウム・カリウム・鉄分、ビタミンC/B-1/B-6/B-12不足なども筋筋膜性疼痛症候群発症の一つの要素となる。

疼痛発生のメカニズムは,「RSDからCRPSへ-痛みのメカニズム」参照。

線維筋痛症
筋筋膜性疼痛症候群の全身症状が線維筋痛症。筋筋膜性疼痛症候群の診断基準は圧痛点が1か所以上のところ、線維筋痛症では圧痛点が11カ所以上に見られる事が基準。

線維筋痛症は、全身に激しい痛みが生じる病気で英語ではFibromyalgiaもしくは Fibromyalgia Syndrome(略称FMS)と呼ばれている。原因は不明であり、通常の医師が行なう血液検査では異常が現れない。CTスキャン、MRIを検査しても異常がなく、この病気が診断できる特別な検査は今の所なく、治療法も確立されていない。ドクターショッピングを行う疾患の代表。

線維筋痛症友の会が発足しており、次のように記述している。
「線維筋痛症」という病名は、現在日本ではほとんど知られておりませんが、推定患者数は人口の1.66%、約200万人と疫学調査で言われており決して稀な疾患ではありません。しかし現状は医療・社会・行政の対応が遅れているため、患者は大変辛い思いをしております。ひとりでも多くの理解者を増やし、患者同士で情報交換ができるようにと、『線維筋痛症友の会(Japan Fibromyalgia Support Association)』を平成14年10月に設立致しました。


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