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2013年12月16日発行第115号”弁護士の論語”

平成25年12月17日(火):初稿
横浜パートナー法律事務所代表弁護士大山滋郎(おおやまじろう)先生が毎月2回発行しているニュースレター出来たてほやほやの平成25年12月16日発行第115号「弁護士の論語」をお届けします。

○今回は、格調高くと言うことで「論語」を取り上げておられます。格調の低い私も、「論語」を読んだことはあるのですが、高校時代の古典の教科書でごく一部と、共著ですが畏敬する谷沢永一先生の書かれた「人生は論語に窮まる」の斜め読みだけでした。谷沢先生の、論語の凄みを「あるがままに人間性を見る」立場にあり、それは「性善説でもなく性悪説でもない立場を模索することだ」といわれたことが、いつも谷沢本から感じることですが、私の琴線に触れました。然るに、肝腎の中身はサッパリ覚えていませんでした(^^;)。

○大山先生の言葉では、「今のお客様を大切にして、喜んでもらえれば、自然と他の人もやってくる」、「この事件を解決するのに、『何かないか。何かないか。』と真剣に考えられるかが問われている」、「天下国家ではなく、自分の回りから考える」をシッカリ肝に銘じます。

○「世のため人のためになろうなんて大それた気持はこれっぽっちもない」を標語というか、言い訳にして、全く世の役に立つことはしてこなかった私ですが、せめて自分を支えてくれるお客さまや事務所スタッフ、そして家族等「自分の回り」の方々からは、少しは役に立ったと言われるように、精進を重ねようと改めて思った次第です。

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横浜弁護士会所属 大山滋郎弁護士作

弁護士の論語


今年も、いよいよ最後のニュースレターです。せめて最後だけでも、格調高い内容にします。というわけで、今回は私の好きな論語の言葉を4つ紹介します!
一番好きな言葉はこれですね。
子路、聞くこと有りて、未だこれを行うこと能わざれば、唯だ聞く有らんことを恐る。
子路というのは、孔子のお弟子さんですね。中島敦の「弟子」の主人公です。一つ良いことを聞くと、それを実行できないうちは、次の良いことを聞くのを恐れて耳をふさいでいたということです。
何かを勉強しても、本当に優秀な人は一つだけ良いことを学んだら、それ以上学ばないそうです。勉強は止めて、即座にその良いことを実行するんだと聞きました。大体、私もそうですが、弁護士になるような人は、お勉強はよくできて、次から次へと良いことを勉強するんですが、結局のところどれも満足に実行できないんですね。心したいものです。

2番目に好きな言葉は、孔子が政治とは何かと聞かれたときの回答です。
近き者は喜び、遠き者来る。
まずは自分の身の回りの人を大切にしていくんです。近くの人たちが喜べば、遠いところの人たちも、自然とやってくるようになるということです。これって、商売をやるときのコツだと聞いたことがあります。ついつい、自分のそばの人をほっといて、新しい人、新しい仕事を追いかけて行ってはいけないのですね。私なんかも、「新規顧問先の開拓を頑張ろう!」と、ついついそっちに行っちゃいますけど、それじゃダメなんです。今のお客様を大切にして、喜んでもらえれば、自然と他の人もやってくるのだと肝に銘じておきます!

3番目は、「之を如何せん、之を如何せんと言わざる者は、我、如何ともする無きのみなり」です。
「これをどうしよう。どうしよう」と自分で真剣に考える人でなければ、孔子大先生でもどうしようもないということです。こういうことって、依頼者の方たちを見ていても、間違いないと思うんです。自分で、「なんとかしよう! 絶対に何とかするぞ!」と考えている人の場合、本当にどうにかなってしまうんです。その一方、「どうにでもなれ。」みたいな依頼者の場合、やはり結果もそれなりになりそうです。

しかし考えてみますと、これって依頼者のことをとやかく言う話じゃないですよね。まさに弁護士として、この事件を解決するのに、「何かないか。何かないか。」と真剣に考えられるかが問われているのでしょう。それが出来ない弁護士でしたら、孔子大先生ならずとも、如何ともしがたいと言われそうです。

そして4つ目の言葉は、孔子が自分の理想とする生き方を聞かれたときの答えです。
老者は之を安んじ、朋友は之を信じ、少者は之を懐く」老人には、安心してもらえるようになりたい、友達には信頼してもらえるようになりたい。子供たちには懐かれる様になりたい、というのが理想だというのです。天下国家ではなく、自分の回りから考えるわけです! 私も、お客様に安心してもらえ、信頼してもらえるような弁護士を目指したいと考えております。
皆さま、良いお年をお迎えください。

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◇ 弁護士より一言

何年か前に妻が、現在小6の次女に、家畜と野生動物の違いを説明しました。人に飼われていないのが、野生動物だということです。その流れで、オオカミ少女の話も出てきたんです。オオカミに育てられた少女が、言葉も話せないで、野生動物と暮らしていたという話ですね。じっと聞いていた娘が、真剣な顔で妻に質問したんです。

「ねえ、ママ。それじゃあ。マッチ売りの少女も、野生なの? おとうさんに飼われてないよ。」
ま、マッチ売りの少女ですか! そりゃ、どちらも「少女」だけど、流石に野生動物とは違うでしょう。。。
論語の言葉は簡単に忘れちゃうんですが、こういったくだらない話しは、記憶に残り続けるようです。

以上:2,282文字

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