令和 7年 6月30日(月):初稿 |
○令和7年6月29日(日)は午後、最近購入したばかりの4KUHDソフトで1993(平成5)年製作名優アル・パチーノ氏主演映画「カリートの道」を鑑賞しました。この映画は、LDもBDも購入したことがなく、価格の下がった4KUHDソフトを購入しての全く初めての鑑賞で、余り期待しないでの鑑賞でした。しかし、ストーリーは明快で判りやすく、グイグイ引き込まれ、ハラハラ・ドキドキ・ワクワクの映画の楽しみをシッカリ堪能できる予想外の優れもの映画でした。名優アル・パチーノ氏と恋人ゲイル役のペネロープ・アン・ミラー氏の魅力もシッカリ堪能できます。 ○映画コムでは解説・あらすじとして「麻薬ビジネスで名を馳せた暗黒街の大物カリートが刑務所から出所。彼は犯罪から足を洗うことを決意し、クラブの経営者に収まる。かつての恋人ゲイルとよりを戻すこともできたが、捜査当局からは執拗にマークされ、さらにブロンクスの新興マフィア、ベニーとのいざこざも絶えない。そんな折、カリートはマフィアに脅迫されていた弁護士デイブを助けるが、それがきっかけで命を狙われるハメに……。」と記述されています。 ○映画冒頭、アル・パチーノ氏演ずるカリートが銃弾に倒れて点滴を受けながら救急搬送されるも力強い目で生きてやると語りかけるシーンから始まりますが、どのような結末になるか期待と不安が入り混じるものでした。カリートは、殺人・麻薬ビジネス等の犯罪で30年の刑を受けますが、ショーン・ペン氏演ずる親友の敏腕弁護士の尽力で、5年で釈放され、犯罪から足を洗うことを決意します。しかし、一度悪の道に染まった者には、同じような連中が群がり、悪の道から抜けることが如何に難しいかを明快なストーリーでヒシヒシと感じさせます。 ○自分を救ってくれ親友と信じていた弁護士からの依頼を断り切れず、女の勘で危険を感じた恋人ゲイルの必至の願いも振り切って弁護士の依頼を受けて実行したことが、その後の運命を決めます。善意のかけらもないやくざ・マフィアの悪の世界の非情さがシッカリと伝わるストーリー展開で、ラストのグランド・セントラル駅でのカリートを追うマフィアたちとの攻防のシーンは、その迫力と緊張感は凄まじく、正に手に汗握るもので、大いに見応えがありました。もう一度じっくり鑑賞したいと思わせる映画です。 『カリートの道』日本版劇場予告編 以上:976文字
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