令和 7年 3月28日(金):初稿 |
○令和7年3月27日(木)は、午後7時30分から「放送100年×元気100倍 それいけ!朝ドラ名場面スペシャル - NHK」を鑑賞しました。NHK朝ドラは、第1作「娘と私」から始まりますが、「娘と私」は、かすかに記憶があります。昭和36年我が家に初めてテレビを入れた頃に放映されていたからです。初期の頃の朝ドラで記憶に残っているのは1966(昭和41)年放映第6作「おはなはん」です。樫山文枝氏が主演ですが、夫役髙橋幸治氏が、前年大河ドラマ太閤記での信長役でスッカリファンになっていたからです。 ○その後の朝ドラも、半分くらいは継続して観ていましたが、何と言っても記憶に残っているのは、1983(昭和58)年放映「おしん」です。昨日の「朝ドラ名場面スペシャル」でも一番長く取り上げられていました。少女時代を演じた小林綾子氏の最上川での両親との別れのシーンは、その後、何度もTVで放映されたこともあり、シッカリ記憶に残っています。父親役伊東四朗氏の「おしん!おしん!」と叫ぶシーンはまぶたに焼き付いています。 ○その後、奉公先での虐めに耐えかね家出して途中で倒れているおしんを救った脱走兵役の中村雅俊氏との遣り取りも、昨日の「朝ドラ名場面スペシャル」での放映でシッカリ思い出しました。そこでの豊かな心を持つ大切さを伝える場面での、以下の言葉に感激しました。 おしん お前は これから先何十年も生きていくんだ。○原作者で脚本も書いた橋田壽賀子氏に脱帽です。法律事務所には、特に離婚事件では、殆どの場合、「人を恨んだり 憎んだり」する最中の人が来ます。しかし、この「悪いところもないのに 相手が横車を押すようなことがあったら 相手を責めずに 哀れんでやる」、「心豊かに生きていける」心構えを持って貰うのは、至難の業です。最近のNHK朝ドラでは、「カムカム・エヴリボデイ安子編」に感激し、最高の朝ドラと思っていましたが、やはり「おしん」にはかないません。 以上:1,165文字
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