平成31年 3月 3日(日):初稿 |
○「60代半ば過ぎてカード決済合理性に気づき勉強中-現金派からカード派へ」で、平成30年11月、「アメリカンエキスプレスカードに入会し、以来、決済はカード使用を原則として、現金決済は可能な限りしなくなりました。」と記載していました。 ○カード支払を当たり前にすると小銭入れに現金を多く入れておく必要がなくなり、また、札入れは必要最小限の時しか持たなくなり、何より、物を買ったり食事をしての支払時に、現金の遣り取りがなくなったのが大変便利だ、なんでもっと早くからクレジット決済を原則にしなかったのかと悔やまれました。クレジットの決済記録は、1ヶ月2回ほどメール送付され、且つ、記録したPDFファイルをダウンロードして印刷できますので、いちいち自分で記録する必要がないのも大変便利です。 ○たまたま2019年2月第1刷発行NHK出版新書岩田昭男氏著「キャッシュレス派遣戦争」を購入しました。以下、その「はじめに」の備忘録です。 ・2015年時点キャッシュレス化比率は、日本18.4%、韓国89.1%、中国60.0%、アメリカ45.0% 「世界のキャッシュレス比率から日本のキャッシュレス化の現状を解説!」での最新データは以下の通りです。 ○日本のキャッシュレス化遅れに政府は強い危機感を持って、国を挙げてキャッシュレス化に邁進中で、その理由は 1.インバウンド消費の拡大による経済活性化-外国人観光客はキャッシュレス決済が普通、観光スポットの100%キャッシュレス化が必要 2.現金ハンドリングコストの削減-貨幣製造コストは年間約517億円、全国20万台のATM維持コストは年間2兆円を軽減化が必要 3.お金の流れをシッカリ補足して徴税徹底-キャッシュレス化すれば全ての取引が記録され脱税・マネーロンダリングの防止可能 ○キャッシュレス化のメリット ・レジで小銭を数える必要がなくなる ・現金を持ち歩く必要がなくなる ・記録が残る ・ポイントが貯まる分現金より得 ○キャッシュレス化のデメリット ・クレジットカードの紛失・盗難のおそれ ・買物等でお金を使いすぎる ・地方ではクレジットカードを使える店が少ない などがあるが、心構えで予防でき、クレジットカードを使える店を利用すればよい ○キャッシュレス化最大のデメリットは、資産やお金の使い方が企業・国に筒抜けになること 最近の買物は殆どアマゾンになり、アメリカンエキスプレスカードで決済していますが、ネットにはその購買履歴によると思われる広告が溢れています。アメリカの巨大IT企業群「GAFA」は、個人情報を根こそぎ蓄積して、強欲なまでに自らの利益に繋げようとしており、また、蓄積された個人情報に基づく「信用スコア」ビジネス、「信用格差社会」が待ち受けているとのことです。 以上:1,133文字
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