平成30年 8月13日(月):初稿 |
○平成30年8月12日(日)午後9時からNHK「”駅の子”の闘い~語り始めた戦争孤児」を観ました。30年程前に観たアニメ映画「火垂るの墓」そのもので、涙なくして見ることができない番組でした。番組案内は次の通りです。親を空襲で亡くしたり、親と離れ離れになったりして生まれた戦争孤児、その数は12万人にも及ぶ。孤児が駅で寝泊まりする姿は全国で目撃され「駅の子」とも呼ばれたが、子どもたちに何があったのか、その実態はよくわかっていない。○戦争孤児は、戦争で両親を失う戦争の最大の被害者であり、且つ、か弱い子供であり、最も援助が必要な立場です。しかるに「『汚い』とさげずまれ、やさしい言葉をかけてくれる大人はいなかった。進学や就職してからも差別や偏見が続いた。」との理不尽さに暗澹たる気持になりました。当時は、みな自分が生きるのに精一杯で他人のことまでかまっている余裕がない時代だったとは思いますが、僅かに手をさしのべる人々も居たことが救いでした。 ○NHK番組案内は、「NHKでは、この3年間、孤児への聞き取りや、資料発掘を進めてきた。その結果、生々しい悲劇の実態が見えてきた。」としていますが、殆ど同じ内容のYouTube動画がありました。以下の、「2017/08/13 に公開 目撃!にっぽん『ただぬくもりが欲しかった~戦争孤児たちの戦後史~』」です。これも1年前のNHK番組でした。 2017-08-13 埋もれてきた戦争孤児たちの戦後史 以上:902文字
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