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鳥谷朝代氏著”人前で「あがらない人」と「あがる人」の習慣”紹介

平成30年 1月 4日(木):初稿
○人一倍、気が小さくて、心配性の私ですが、人前で話しをするときは、それほど「あがらない」と思っています。弁護士稼業は、ある意味、人前で話すのが商売ですから、そのたびに「あがる」状態になったら商売人なりません。丸38年も弁護士稼業を何とか継続してきたので、人前でも何とか話せるようになっています。

○ところが、好きなギター演奏となると、人前に立つと途端に「あがる」状態になります。中学2年からギターを習い始め、高校2年夏に、気仙沼高校で仲間を募ってギター愛好会を結成し、その秋の文化祭で初めて大勢の人前で演奏しました。体育館のステージで、最初の演奏曲は「アルハンブラの思い出」でした。その後、高校時代は3年生の夏頃まで何度も人前で演奏し、更に大学時代は相崎勝利フラメンコギター教室に大学3年夏まで通い、何度か発表会等で演奏しました。

○26歳で司法試験合格後は、気仙沼高校ギター部OB等の仲間で、気仙沼プレクトラム・アンサンブルという社会人のギター・マンドリンを主とした合奏団を結成し、27歳まで2回ほど定期演奏会で演奏しました。この20代までは人前で演奏するときに「あがる」との意識はさほどありませんでした。ところが、50代半ばでギター練習を再開してからは、今日まで、人前で演奏すると、極端に「あがる」状態となり、普段の練習時のように弾けなくなり、私本来の「小心者」の本性が現れます(^^;)。

○人前で「あがらない」で普段の練習通りの演奏ができるようになるには、どうしたらよいか、色々ネットで探している内に一般社団法人あがり症克服協会代表鳥谷朝代氏著「人前で『あがらない人』と『あがる人』の習慣」を発見し、早速購入しました。以下、その目次を紹介します。

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 あがらない人                    あがる人
<「あがり」のとらえ方>
01.□緊張を悩まない                □緊張を嫌う
02.□「誰もが緊張する」と思う           □「自分はフツウじゃない」と思い込む
03.□空気を読まない                □感受性が豊かで想像力がある
04.□「緊張できるなんて幸せ」と感じる       □「緊張しないように」と念じる
05.□行動や習慣を変える              □性格や遺伝のせいにする
06.□あがり症だとカミングアウトする        □家族や同僚にひた隠す
07.□どうやったらうまくいくかを考える       □どうやって逃げるかを考える
08.□できる方法を探す               □できない言い訳を探す
09.□ちょっとの変化を楽しめる           □一瞬で変わる魔法があると思う
10.□人前に出るのを名誉だと思う          □人前に出るのは恥だと思う
11.□昨日の自分と比べる              □他人と比較する

<癖・考え方>
12.□「なるほど」「そうですね」と言う       □「でも」「だって」「どうせ」を連発する
13.□「スピーチさせていただける」と言う      □「スピーチさせられる」と言う
14.□「こうなりたい」と言う            □「こうなったらどうしよう」と言う
15.□どんくさいことしたらネタにする        □どんくさいことしたらヒミツにする
16.□ミスしても誰も聞いていないと思う       □ミスしたら誰かに怒られると思う
17.□自分はモテると思っている           □男性にも女性にもモテる

<日常生活>
18.□身体を動かすことが好き            □運動習慣がない
19.□背筋が伸びている               □猫背で前傾姿勢である
20.□息の流れがスムーズである           □息が浅い
21.□いつもハキハキ話す              □話し声が小さい
22.□イイ加減                   □真面目でデキる
23.□今できることから始める            □苦手を後回しにする
24.□快食、快眠                  □不規則な生活をしている

<準備・練習>
25.□ザックリとした原稿を作る           □ビッシリとした原稿を作る
26.□話が原稿と違っても気にしない         □話すことを丸暗記する
27.□原稿を声に出して3回読む           □原稿を黙って100回読む
28.□周りを巻き込んでリハーサルをする       □人に知られないように練習する
29.□チェックしてもらって自信をつける       □セルフチェックで自信を失う
30.□自分の声を恥じらいなく聞く          □自分の声を嫌う
31.□本番5分前に柔軟体操をする          □手のひらに人という字を書いて飲む
32.□本番を空腹で迎える              □本番前にカツ丼を食べる
33.□ネタを常備している              □話すネタをその場で考える
34.□早くから場慣れをしておく           □なぜかいつも遅刻する
35.□オシャレで気合を入れる            □身だしなみを気にしない

<スピーチ・プレゼン(話し方)>
36.□短く話そうとする               □長く話そうとする
37.□聞き手をファンだと思う            □聞き手をカボチャだと思う
38.□ゆっくり間を取って話す            □できる限りの早口で話す
39.□会場の最後列に向けて声を出す         □声の震えを悟られないよう努める
40.□マイクを持つ手の力を抜く           □マイクを持つ手に力を込める
41.□相手を見ようとする              □誰とも視線を合わせまいとする
42.□どう伝えようか考える             □何を話そうか考える
43.□その場をおもしろくしようとする        □おもしろい話をしようとする
44.□トップバッターをかって出る          □待つ間にムダに緊張を高める
45.□本題から入る                 □謙遜から入る
46.□適度に体を動かす               □直立不動で話す

<スピーチ・プレゼン(聞き方)>
47.□他人の話はネタの宝庫と思って聞く       □他人の番は練習時間と思う
48.□メモをする                  □何も手につかない
49.□話にリアクションする             □話にノーリアクションで対決する
50.□人とネタがかぶるのを喜ぶ           □人とネタがかぶると俄然焦る

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