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映画”フラガール”を観て-笑って泣いて

平成25年 7月14日(日):初稿
○平成25年7月13日(土)夜、自宅AVルームで封切り当時大変な話題となっていた映画「フラガール」を観ました。数年前にBD版「フラガール」が発売になったとき購入していましたが、積ん読になっていたものです。それが、先日、「RU平成25年7月例会ハワイアンフラダンスとウクレレ体験」記載の通り、久しぶりに生のフラダンスを観て、無性に「フラガール」を観たくなりました。フラダンスレッスンをしてくれた小林先生が、映画「フラガール」でフラダンスレッスン志願者が増えたと仰っていたからです。

○この「フラガール」は封切り当時大変な話題になったと記憶していますが、女優蒼井優氏が話題の中心でてっきり彼女が主演と思っていました。ところがBD版「フラガール」のディスク説明ではフラダンス指導のダンサー役松雪泰子氏が主演でした。しかし、映画の中身を観ると両者のダブル主演でそのインパクトは蒼井優氏の方が主演級でした。

○脇を固める岸部一徳氏、豊川悦司氏、山崎静代氏、冨司純子氏、それぞれ良い味をだしており、映画全体を盛り上げています。特に冨司純子氏は、スチャラカ社員以来のファンですが、NHK連続TV小説「てっぱん」での凛とした祖母役と同様にシッカリと映画を引き締めています。蒼井優氏との母娘確執場面から、応援の場面までよく泣かされました。岸部一徳氏の会津弁というか、達者な東北弁には笑わされ、且つ、驚きました。字幕付で見たのでその中身はシッカリ確認出来ましたが、流石、役者と感心しました。

○鑑賞し始めは、なんだ、コミック映画かと思うくらい大声で笑える場面が多かったのですが、半ば過ぎると涙、涙の連続で、これ程鑑賞中に涙が出てくる映画は久しぶりでした。Yahoo!映画解説でのレビューを見ると、余りに押し付けの「笑い」と「涙」の見え見えの場面が多く、却って笑えず,涙も出ないとの批評が結構ありましたが、私自身は素直に自然に笑えて,涙を流しました。確かに見え見えと感じる場面もありましたが、それでも私には素直に且つ自然に涙が出て来ました。これは監督の演出力なのでしょうか。

○圧巻はダンスの場面です。昭和41年のハワイアンセンター開業当時も,実際に、素人の寄せ集めが、短期間であれだけ感動させるほどダンス技術が上がったのだろうかと、疑問は感じましたが、映画の中のダンスは素晴らしいものでした。フラダンスというとゆったりと流れるイメージでしたが、激しくタップを打つフラメンコダンスを思わせる激しい身体の動きのあるダンスが登場して驚きました。これはハワイアンダンスではなく、タヒチアンダンスでした。

○蒼井優氏のソロでのダンスも素晴らしいの一言でした。その身体の動きに、これは短期間で仕上げた素人ではないなと感じましたが、プロの目から見たらどうなのか,ネットで調べてみると「2歳の時から古典バレーを学んだうえに、岩井俊二監督の【花とアリス】でバレーの演技経験をしたはずで、フラダンスを踊ることに困難はなかった。」なんて記載もあります。ド素人が短期間でマスターするフラダンスという役柄設定上、余りに巧く踊るのは却って不自然になるとの制約もあり、ダンスの演出は難しそうです。

○紆余曲折を経て、最後にハワイアンセンター開業記念ステージのダンサー全員でのダンスは観ていて大変気持ちの良いものでした。ウクレレも混じったハワイアン音楽も良いものだと感じ、また、常夏の国ハワイに行ってみたくなりましたが、最近の稼ぎの悪さに、せめて常磐ハワイアンセンターに行ければ、御の字だと現実に帰るのでした(^^;)。
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