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映画”ホビット 思いがけない冒険”を観て

平成25年 1月 6日(日):初稿
○平成25年1月5日、平成24年5月5日の「テルマエ・ロマエ」以来、8ヶ月ぶりにMOVIX仙台で、映画「ホビット 思いがけない冒険」を観てきました。午後5時50分に始まり、終わったのは午後9時近くで3時間近い上演でしたが、あっと言う間に過ぎました。第9シアターのE列9番の席で観ましたが、赤外線補聴器範囲に僅かに1席外れています。そこで、事前にスタッフから補聴できるかと尋ねるとOKと言うことでした。ところが、その席では、ザーザーという雑音が大きくて肝腎の映画の音が良く聞こえません。やむを得ず補聴ヘッドホンを外して、右耳にだけ補聴器をつけての鑑賞となりました。

○108席と比較的小さな第9シアターの観客はおそらく3分の1にもならず、余り人気のない映画と思い、殆ど期待しないでの鑑賞でしたが、開けてビックリで、170分の上映時間があっと言う間に過ぎました。前半、説明シーンが長く多少かったるい感じの場面もありましたが、後半3分の2は、ハラハラ、ドキドキ、ワクワクの連続で、手に汗握るシーンが多く、身体をじっと安定させていること多出来ず、身をよじって観ると言う状況にもなりました。

○Yahoo!映画解説では、「『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のピーター・ジャクソン監督が、同シリーズの60年前を舞台にした小説「ホビットの冒険」の実写化に挑んだアドベンチャー大作。凶悪なドラゴンに占拠されたドワーフの王国を奪還する旅に出たホビット族の青年ビルボや魔法使いガンダルフの一行が、さまざまな戦いを経て強大な力を秘めた指輪と対峙(たいじ)する姿を壮大なスケールで映し出す。ガンダルフにふんするイアン・マッケランやイライジャ・ウッド、ケイト・ブランシェットら、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のキャストとキャラクターも再登場する。」とあります。

○「ロード・オブ・ザ・リング」3部作は全作観て、そのDVDも全作購入していますが、ファンタジー映画が余り好みでない私は、殆ど興味が湧かず、その感想を書く気にもなれず、また、DVDでの再鑑賞もしていません。ハリー・ポッターシリーズも全作観て、全作DVDも購入済みですが、全く同様です。この種ファンタジー映画は原作も見てある程度内容を知った上で観ないと余り面白さが伝わらないようです。

○「ホビット 思いがけない冒険」も殆ど期待しないで観たのですが、期待に反して、「これは凄い」と評価する映画でした。Yahoo!映画レポートに「蛇足だが、ゴブリンの地下帝国の巨大空間での逃走劇を映し出すフレームの、上下左右だけではない手前や奥への自在な動きと速度は、一見の価値あり。3D空間の演出の進化と可能性を実感できる。(平沢薫)」とあります。私が見たのは3Dではありませんが、それでも、この地下帝国の逃走劇だけでなく、大木の上での攻防戦、岩山と岩山の熾烈な戦い等迫力のあるシーンが目白押しで、唖然としてみていました。


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