平成24年 1月11日(水):初稿 |
○「NHK大河ドラマ50年に振り返る我が人生の来し方1」で、「平成24年1月8日から始まる大河ドラマは51作目で「平清盛」で平成23年12月からNHKで盛んに前宣伝を繰り返して居ましたが、どうも興味が持てません。小学生時代から平家が嫌いだったからと思われます。」と記載していましたが、平成24年1月8日、この「平清盛」第1回放送を観て、例によって史実とは相当違っているようですが、面白そうだなと感じました。 ○私は、小学4年生の頃から、源平合戦の読み物が大好きになり、子供向けに編集された源氏と平家の争いの歴史本を相当数購入して読みふけった記憶があります。そして、源氏の方が好きになり、頼信から始まり、頼義、義家、義親、為義、義朝、頼朝、頼家と続く源氏の家系を暗記したものでした。特に八幡太郎義家や鎮西八郎為朝、更に下って牛若丸義経の話しなどを胸躍らせて読んだものでした。当時の子供向け歴史本では、源氏が正義で平氏は悪の役割で記述されており源氏の方に共感を持ち、特に平清盛は悪党の棟梁のようなイメージで馴染めませんでした。 ○特に保元・平治の乱においては、源氏・平家とも入り乱れて親兄弟が争い、保元の乱では義朝は父為義、弟為朝を討伐する厳しい立場をこなしたにも拘わらず、清盛ばかりが良い思いをして、後に平治に乱で義朝が清盛に討伐される悲劇の主人公で清盛は立ち回りのうまい悪党とのイメージが植え付けられていました。 ○しかし、今回のNHK大河ドラマ51作目「平清盛」では、この清盛が、それまで虐げられていた武士階級を権力者としての武士の時代を開いたパイオニアとの視点で、何と、清盛を仇敵とする義朝の嫡男頼朝が、このいわば清盛英雄視点で振り返ってナレーションを務める奇抜な構成でドラマが始まりました。 ○小学時代は、頼義・義家時代の前九年・後三年の役から始まり、最終的には頼朝の鎌倉幕府開設に至る源氏側からの視点の歴史が好きだったのですが、中学時代に「織田信長を演じて一番はまってた俳優-高橋幸治氏に限るが?」記載の通り、太閤記に夢中になり、戦国時代に興味が移り、その後はこの時代の歴史物ばかり読むようになり、源平合戦の方は殆ど興味がなくなっていました。 ○そこで大河ドラマ「平清盛」をきっかけに平安時代の歴史も復習しておこうとの気持になり、手始めに書棚に積ん読してあった河合敦著「見事にわかる図解・日本史」なんて取り出して,安直に復習を始めました。ついでながら英語の勉強の必要性にも迫られており、中西康裕編著「英語対訳で読む日本の歴史」を購入し、先日作成したのサブフォーム英語日記に毎日最低10分は、写経ならぬ写英文を継続することにしました。いつまで続くかが見ものです(^^)。 以上:1,127文字
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