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映画”ゴールデンスランバー”を観て

平成22年 2月 3日(水):初稿
○平成22年1月30日(日)、久しぶりにMOVIX仙台で、我が町仙台を舞台にした話題作「ゴールデンスランバー」を観てきました。ゴールデンスランバーとは、ビートルズの同名の楽曲からの引用で、”黄金のまどろみ”とのことです。これを見に行ったのは何と言っても我が町仙台市が舞台で,何より、我が事務所のあるマンションでロケが行われたからです。ロケ中は、我が事務所事務員の1人もエキストラ出演するとのことで大騒ぎでした。

○上の写真は,我が事務所のあるマンションに至る道路で、奥の大勢の人が居る大通りは青葉通りです。ところが映画では、青葉通りではなく、その北方の広瀬通りの更に北方の常禅寺通りに設定されていました。また白い車は、南方向に向いていますが、この通りは、北方向への一方通行で、南に向けて停車できないはずで、ちと違和感を感じました。この白い自動車の中で主人公が、おそらく睡眠薬を飲まされまどろみ、目が覚めるとまもなく、常禅寺通りをパレード中の首相が暗殺される爆発音が聞こえてきます。

○どういう訳か、首相爆殺後まもなく、この白い車に2名の警官が近づいて来るので、主人公は慌てて自動車を飛び出すと、自動車が爆発して、近づいてきた警官も倒れますが、反対方向からも2名の警官が主人公に迫ってきます。そこで主人公は,我が事務所のあるマンション真ん前の道路に逃げ込み、そして、我がマンション玄関まで必死に走ってくるはずでした。

○このロケのある日は、マンション掲示板に、何時から何時まで映画ロケのため玄関の出入りは禁止されるとの張り紙が出されました。警官に追われた主人公が、マンション真ん前の道路から、マンション敷地に入り、マンションの玄関まで入る場面が撮影されるとの情報を得た私は、デジタルハイビジョンカメラを持って、マンション4階に陣取り、その撮影風景を撮影しようといまかいまかと待っていました。

○撮影開始前からマンション前の道路には、撮影カメラマン等スタッフが行き来しており,一般人は通行止めとなっているも、なかなか撮影が始まりません。待つこと10数分、撮影カメラに追われながら、主人公役堺雅人氏が2人の警官に追われてマンション前道路を走って、マンション敷地に逃げ込み、我がマンション玄関に入り込んでくるところを、私は、マンション4階からデジタルカメラで撮影することに成功しました。この場面、何回か繰り返し撮影しており、私も出来る限り、その撮影風景を忠実に撮影しました。

○この私が,撮影風景を撮影した我がマンション前道路とマンション玄関の場面が,実際の映画でどのように映るかを楽しみに、完成した「ゴールデンスランバー」を勇んで見に行ったのでした。ところが、白い自動車から出た主人公は,確かに、我がマンション真ん前の道路に入りましたが、さっと素通りして、肝心の我がマンション敷地、玄関での逃亡劇は全く場面には登場しませんでした。

○私は激しく落胆し、一時、映画を観る意欲を失いかけましたが、気を取り直して何とか最後まで観ました。結構、面白く観ることが出来たことだけ報告します。
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