平成19年11月12日(月):初稿 |
○平成19年11月11日、MOVIX仙台で今話題の映画「ボーン・アルティメイタム」を観てきました。先週は「バイオハザードⅢ」を観てきたので2週連続のMOVIX仙台通いです。「バイオハザードⅢ」は収容人員284名の7番シアターが満席でしたが、「ボーン・アルティメイタム」は175名収容2番シアターの空席が目立ちました。「バイオハザードⅢ」はゲームが原作と言うことで大変な人気でした。 ○「ボーン・スプレマシー」に記載したとおり、「ボーン・アルティメイタム」は、「ボーン・アイデンティティー」から続く3部作の完結編です。たまたま「ボーン・スプレマシー」を観て「アクションシーンは派手ですが、人間離れした派手さではなく、リアリティーある派手さで手に汗握る場面と、フーっと一休みの息をつかせる場面の組み合わせが見事で、なかなか良くできた映画と感心し」、「ボーン・アイデンティティー」は早速DVDを購入して観て感激し、今回の完結編は期待に胸弾ませて観に行きました。 ○その内容は期待を全く裏切らない素晴らしいもので、私の下手な批評より、超映画批評「『ボーン・アルティメイタム』85点(100点満点中)、このスパイ、速すぎ&強すぎ」や映画データベースallcinemaの「ボーン・アルティメイタム」コメント欄を観ればその素晴らしさは明らかです。 ○今回も「人間離れした派手さではなく、リアリティーある派手さで手に汗握る場面」が満載です。冒頭のロンドンの雑踏での追われる新聞記者を携帯電話で巧みに誘導するシーンは、綿密に構成されたシナリオで進行しますが、追っ手との距離、位置関係を瞬時に判断して的確な指示を出す手際の良さを見事に表現していました。 ○場面が次から次へと息もつかせずに展開しますので、時にその意味が不明になることもありましたが、DVDが出たら早速購入して、じっくりその構成と展開をじっくり観察したいものです。主人公ジェイソン・ボーンを演じるマット・デイモンは、ハリウッド・スターの出演料あたりの興行収入ランキングで第1位とのことです。格別の美男でもマッチョでもない普通の青年ですが、妙に味があり、この作品の主人公ははまり役と感じました。 ○超映画批評では「何はともあれこれは絶対映画館で見てもらわないといけない。人気シリーズの最後として、これ以上ないほどよく出来たフィナーレを飾ってくれた。」と結んでいますが、全く同感でした。 以上:1,002文字
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