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映画「スパイダーマン3」を観て

平成19年 5月20日(日):初稿
○平成19年5月19日、MOVIX仙台で映画「スパイダーマン3」を観てきました。1週間おいてのザ・モール仙台長町店舗内は、人並みはまずまずでしたが、MOVIX仙台最大の座席数383人の5番シアター(THX認定館)のせいか、シアター内は2,3割程度しか観客が居なかったのが意外でした。

MOVIX仙台は、4Fと6Fの2フロアーに座席数最少111人から最大384人まで大小合計10個のシアターがあり、座席数合計1880人で内車椅子席20個で難聴者のための赤外線補聴システムも完備したバリアフリーシアターです。

○「スパイダーマン1」はMOVIX仙台で観ていたのですが、「スパイダーマン2」は見逃してしまい、予告編も映画案内も見ず、全く白紙で「スパイダーマン3」見に行き、果たしてストーリー展開についていけるだろうかと心配していましたが、さすがアメリカ映画、明快シンプルなストーリーでグイグイ迫って来ました。

○自分の父をスパイダーマンに殺されたと思いこみ恨み骨髄に徹し“ニュー・ゴブリン”へと変身したハリーとの、最初の死闘アクションシーンは、「スパイダーマン1」より更にスケールアップして、これでもか、これでもかと、息もつかせず、ハラハラドキドキの連続です。

○その他にも制作費300億円を注ぎ込んだと言う派手なCGシーンが随所に出て来ては、ハラハラドキドキさせ、そのリアルさは凄いの一言です。ビルの破壊のシーンなど現実にはおよそあり得ないシーンを、いかにも真実のように見せてくれます。

○今回はスパイダーマンの敵が3人も登場して、それぞれとの死闘アクションシーンが連続して、更にスパイダーマン自身がおかしくなり、恋人MJとのすれ違い等ストーリーがあちらこちらと変転します。敵の1人に病気の娘を助けるために犯罪を犯し刑務所に収容され、最終的にはサンドマン(砂男?)となって大暴れする男が登場しますが、この男と娘との遣り取りがもう少し欲しいと思いました。

○宇宙から落ちてきた謎の生物(寄生虫?)がスパイダーマンに取り付きブラックスパイダーマンになり、人間性が変わり、いかにも善良そうだった表情を、悪人の険しい顔つきも変えて巧みに演じています。このスパイダーマンを悪に変えてしまう謎の寄生虫の正体が唯一良く判らないものでした。
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