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映画「ロッキー・ザ・ファイナル」を観て

平成19年 4月24日(火):初稿
○平成19年4月22日(日)、MOVIX仙台で映画「ロッキー・ザ・ファイナル」を観てきました。平成19年3月18日以来、1ヶ月ぶりのMOVIX仙台でしたが、ザ・モール仙台長町店舗内も映画館内も以前の盛況ぶりが感じられず、平成19年2月28日にオープンしていた仙台空港アクセス鉄道杜せきのした駅」に直結するダイヤモンドシティ・エアリの影響が相当出ているようです。

シルベスター・スタローンは、同じマッチョスターのアーノルド・シュワルツェネッガーに比べて余り好きな俳優ではありませんでした。最近10年間で映画館で観たスタローン出演映画は、「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー (2003) 」、「 ドリヴン (2001) 」位です。

○スタローンと言えば、ロッキーシリーズですが、私はランボーシリーズの方が好きで、LDも購入して繰り返し観た記憶があります。ロッキーシリーズも何枚かLDを購入していますが、内容は余り記憶が無く、さほど期待しないで観に行きました。

○ロッキーシリーズ第6作目となる「ロッキー・ザ・ファイナル」、前半は、ボクシングの世界を引退後レストラン経営をして客に昔話を聞かせているロッキー・バルボアの姿を淡々と描き、ストーリーの流れも平板と言うか、惹き付けられる内容ではなく、眠気を催してきました。

○有名人の父を持ち、それが負担となっている息子ロバートとの遣り取りにホロリと来たシーンもありますが、全体的には、何か退屈な映画だなと思ってみていたら、ボクサーとしての再起を決意し、トレーニングを開始した途端、雰囲気がガラリと変わります。

○60歳になったスタローンの肉体の酷使ぶりに驚き、まだ55歳でウエイトトレーニングを全くやる気になくなっていた私が恥ずかしくなってきました。それまでの眠気が一気に覚めて、スクリーンに釘付けになり、現役ヘビー級チャンピオンのディクソンとのエキジビジョン・マッチが始まり、迫力ある戦闘シーン?の連続には、正に手に汗握る映画の楽しみを満喫できました。

○一体、最後はどのような形に終わるのかハラハラ・ドキドキしながら観ていきましたが、それなりに納得出来る結末となり、感動を味わうことが出来ました。人生の黄昏時を迎えた中高年には、刺激を与えてくれる映画で一見価値はあると思いました。

○60歳でよくあんな身体を作ったものと驚嘆していたら、超映画批評『ロッキー・ザ・ファイナル』70点(100点満点中)にその秘密が記載されていました。
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