平成23年 9月 4日(日):初稿 |
○平成23年9月5日開催日弁連業務改革委員会の報告コーナーで、委員長より、望ましいHP広告等、法律事務所HPに関して、自由な切り口で、何か報告して頂きたいとの支持を受けました。前回平成23年7月の委員会では、大阪弁護士会IT通の某弁護士さんが、集客効果のありそうなHPを何件か、パワーポイントで紹介されていましたが、今回は形式には拘らず、何か法律事務所HPについて考えることを報告頂きたいとのことで、以下そのレジュメを兼ねた備忘録です。 ○日弁連業務改革委員会に所属する弁護士さんのHP保有割合がどの程度あるのか興味あるところですが、私の推定では余りその割合は高くないように感じます。仙台会では360人の会員で複数弁護士の居る事務所数も増えているところから、事務所数は300程度かなと思っていますが、そのうちHPを作っている事務所は、「仙台弁護士会の法律事務所」記載の通り40前後しかなく、全体のせいぜい10%強です。更に「東北(宮城県以外)の法律事務所HP紹介」記載の通り、仙台以外の東北弁護士会全体を見るとHP保有率は、数%しかありません。 私の報告当日、業革委員会出席事務所でのHP保有割合を確認してみようと思っておりますが、おそらく10%もないのではと推測しています。 ○HPを作ってもそれによって効果を上げていると言えるためには、私としては 毎日のアクセス数(トップページで100以上)、 毎月の相談申込数(最低5件)、 HP経由事件売上比率(最低20%) が必要かと思っております。 日弁連三大広告事務所のMIRAIO(ミライオ)実績紹介、アディーレ法律事務所、ITJ法律事務所は、こんな数字は遙かに凌駕しているものと思われますが、普通の事務所で、例えば山本安志法律事務所、弁護士法人ラグーン若松法律事務所辺りはどの程度の数字か興味あるところです。 ○以下、私なりのHP作成のポイント等です。 一 集客効果のあるHPの要件 1.アクセス数が多い-アクセスされないことには始まりません。 Google、Yahoo!等検索エンジンで上位表示される そのためのSEO(Search Engine Optimization)対策 但し、アクセス数が多いことと相談申込は全く別 2.好感を持たれる見栄え・内容 見やすいこと、顔が見えること(最重要-官澤総合法律事務所HP参照) 情報が整理されていること-見たい情報に直ぐ行き着く 3.更新が頻繁-最も安上がりのSEO対策 小松亀一法律事務所HP参照 二 HPの作り方 HP作成会社は、ピンキリ。製作会社の顔が見えることが重要。 私の場合、3回リニューアル 1回目は自力(一部業者)、2回目は構成は全部業者(30万円)、3回目は桐HPBで現在まで、今後も継続(無償) 自力で更新できることが大前提 以上:1,152文字
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