平成22年 6月 4日(金):初稿 |
○先日、友人が経営するある建設関連企業の設立60周年記念式典に参加して来ました。○○の間と言う天井の高い大講堂のような部屋に300人前後の招待客がひしめき、その殆どが建設関連企業経営者や幹部です。祝辞やらスピーチやらで現在の建設関連業務の厳しい状況が強調されていましたが、こういう式典は営業展開の場でもあり、祝宴が進むや、彼方此方で招待客が自分の席を離れて名刺交換が始まっていました。 ○私もこういう場にこそ、名刺を大量に持ち込み彼方此方で配って歩くほどのエネルギーがあれば良いのですが、そもそも名刺を持ってくるのを忘れてしまいました。300人前後の招待客の席次表が配られ肩書き付きで氏名が記載されていましたので知っている方が居ないかと老眼鏡越しに一生懸命探しましたが、主催者の友人に紹介された企業の代表一人しかおらず、私の交友関係が如何に狭いかを実感させられました。 ○名刺は全く持参せず、当然、ここで営業活動を使用との意識も全くなく出席し、且つ、出席者の殆どが知らない方々ばかりで、シャイで控えめな私は知らない方々と話しをする勇気もありません。私の席には、主催者と同じ有志グループの顔見知りの仲間が1人だけ居て、祝宴中殆ど彼と話しをしただけに終わりました。 ○その唯一話しをした有志グループの仲間から弁護士に依頼したことがあるとの彼の知人の感想を伝えられました。その感想は、弁護士さんは、上から目線で、下を見る如く話しをするのに頭に来るというものでした。こちらがお客さんでお金を払って弁護士さんに依頼しているのに、まるで学校の先生に説教されているみたいで気分が悪かったと盛んに訴えられたとのことです。 ○勿論、この弁護士は私のことではありませんが(^^;)、私のことを言われているのではと、ゾッとしました。彼は弁護士歴30年になる私に気遣ってか、経験の浅い若い弁護士には、大した器量も知識もないくせに弁護士だと威張って説教たれ込むのが多いですねなんて,言いました。しかし、実際のところは、期が上即ち古い弁護士ほど、難しい試験を受かったエリートで世の指導者であるという誤解の強い方が多いような気もします。私自身はいつも自戒を旨としております。 ○ 以上:911文字
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