平成19年 6月20日(水):初稿 |
○私は、平成9年6月に初めて当時の日弁連業務対策委員会委員に任命されました。日弁連には、弁護士法で設置を定められた懲戒委員会等を始め全部で100近い委員会があります。委員会の委員は、各単位弁護士会の推薦、各東北弁連等各弁連推薦等で、弁護士経験10年目位になると任命されて、東京の日弁連会館での会合に出席しなければならなくなります。 ○私の場合、弁護士11年目の平成2年に消費者問題対策委員会委員に任命され、普通は2期4年務めるべきところ、その革新的雰囲気になじめず1期2年で逃亡して顰蹙を買い、その後は、法律相談センター、交通事故センター、知財仲裁センター、報酬検討、弁護士制度改革等業務畑の委員会に所属してきました。 ○平成9年に任命された日弁連業務対策委員会は、考え方に共感を覚える委員が多く、いわば私の性に合った委員会で、東北弁連推薦で入った2期4年終了後は、日弁連会長推薦枠で3期務め、平成19年からは6期目に入り、どちらかと言うと古株委員に属するようになりました。なお、業務対策委員会と言う名称は、数年前に業務改革委員会と改称されています。 ○地元仙台弁護士会にも30以上の委員会があり、会員は5,6個の委員会に所属させられます。私も5個くらいの委員会に所属していますが、最近は地元の委員会には殆ど出席しない幽霊委員になっています。しかし、日弁連業務改革委員会だけは、この10年殆ど休みなく出席しております。 ○業務改革委員会は、原則月に1回月曜日に開催され、これを口実に前日の日曜日から上京して、桐師匠【多遊】さんから桐レッスンを受けるとの別な重要目的も出来ました。しかし桐レッスンだけが目的だけでなく、やはり業務改革委員会が好きなことが、殆ど出席する最大の理由です。 ○平成14年からは、業務改革委員会の対外向け付属委員会的な業務改革シンポジウム運営委員会にも所属するようになり、2年に1回開催される日弁連業務改革シンポジウムにも参加するようになりました。平成15年の鹿児島、平成17年の金沢でのシンポでは運営委員として参加し一部発表を担当しました。平成19年シンポは札幌で開催されます。 ○業務改革委員会では、当初、広告PTに所属し、弁護士広告解禁に向けての規則案、規則解説書等の検討をして来ました。ここ数年間は新分野PTに所属し、大量弁護士誕生による弁護士受難時代に向けての新分野開拓を検討していますが、意欲続く限り、参加させていただきたいと思っております。 以上:1,025文字
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