平成17年 4月17日(日):初稿 平成17年 5月15日(日):更新 |
○更新情報です。 各種記録ロースクール日記に「4月16日『新学期』」を加えました。 ○Mさんは、正に悪戦苦闘して、無事東北大学法科大学院2年次に進級できましたが、2年次の履修状況を報告しています。それによると 私が履修する予定なのは・・・ 月曜 3限目:少年法・刑事政策 4限目:法と経済学 5限目:現代契約法 火曜 4限目:実務法理学 5限目:民事行政裁判演習 6限目:ローヤリング 水曜 4限目:刑事裁判演習 5・6限目:実務労働法Ⅰ(隔週) 木曜 3限目:証券取引法 4限目:ジェンダーと法演習 5限目:租税法基礎(企業課税論) 金曜 4限目:刑事実務演習Ⅱ 土曜 3・4限目:社会保障法(隔週) です。 とのことです。 ○憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法の基本六法は履修済みを前提に実務に直結した授業が行われているようです。 Mさんの日記を見ると1年次から実務刑事法・民法発展演習務などいきなり実務のついた演習もの授業が行われているようですが、基本六法の履修程度はを択一試験合格程度になっていることを前提にしているのでしょうか。 ○現行司法試験では先ず憲法・民法・刑法の基本3科目の択一試験に合格しなければなりませんが、これが結構難しく、30年前の私の受験時代にも、5、6回目でようやく受かる人はざらにいて、10年近く択一試験が受からない人も結構居ました。 ○要するに憲、民、刑の基本3法について相当読み込み実力をつけないと司法試験に合格して司法研修所には入れなかったのですが、ロースクールでは、基本3法についての学部授業での単位を取った程度の学力で、実務演習に入っているようです。 2年の履修で実務家レベルにするとのロースクールの目標からはやむを得ないことなのでしょうが、基本がおろそかなままの机上の実務演習で大丈夫なのかと心配にもなります。 以上:768文字
|