平成22年10月 8日(金):初稿 |
○「エクセルファイルデータの桐読み込み方法4」を続けます。 当事務所の桐ファイルでの入通院明細表.tblには、入通院経過を判りやすく表示するために色々な仕掛けを施しております。例えば入通院した病院、接骨院等医療機関は、自動的に番号が入るようにして、その番号によって病院毎に並べ替え、入院・通院の種別、治療費等のまとめ表示が簡単に出来ます。 入通院明細表サンプルファイルの定義画面 入通院明細表サンプルファイルで病院毎集計をかけ集計行のみ表示した画面 入通院明細表サンプルファイルで病院毎集計をかけ集計行のみ表示した画面の一覧表印刷画面 交通事故による傷害で、特に重い頚椎捻挫症候群に罹患した方は多くの病院・接骨院等を巡っている方が多く、この多くの病院・接骨院等での入院・通院内訳、医療費・交通費等の内訳を、入通院明細まとめによって、判りやすく表示出来ます。 ○当事務所では後遺傷害内容等に争いのある交通事故事件を受任すると、先ずお客様より診断書・診療報酬明細(レセプト)等医療関係記録を預かり、そのデータをお客様毎に作成する入通院明細.tblに入力します。この必要データを入力した入通院明細.tblをエクセルファイルに書き出し、お客様にメール送付して、お客様には自覚症状欄にデータを入力して頂き、メール返送して頂きます。 ○このお客様から頂いた自覚症状欄データ入力済みエクセルファイルを桐ファイルに変換します。しかし、このエクセルファイルを変換した桐ファイルはそのままでは使えません。この桐ファイルには前記の色々な仕掛けが入っていないからです。そのためエクセルファイル変換桐ファイルから、更に、併合処理を使って、自覚症状経過欄データのみを、仕掛けの入った元の入通院明細.tblに読み込みます。 ○このように結構面倒な作業を繰り返しますが、先日桐師匠【多遊】さんから、お客様から頂いた自覚症状欄データ入力済みエクセルファイルを桐変換作業などすることなく、そのまま色々な仕掛けを施した元の入通院明細.tblに読み込む方法を教えて頂きました。 ○その方法は、なんのことはない、単なるコピー・ペーストです。 エクセルファイルの全データをコピーする画面 ※ただし、重要な注意点が2つあります。 ①エクセルファイルでの病院名等の項目データはコピーしないこと。項目名データを入れると、例えば入通院日等の日時型データが、データ型の違いによってコピーされないからです。 ②表示項目の順序を完全に一致させること。 桐ファイルにペーストする画面1 桐ファイルにペーストする画面2 桐ファイルにペースト後の先頭画面 全データ間違いなくペーストされています。 エクセルファイル桐変換作業は全く無用です。 以上:1,115文字
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