平成20年 7月 8日(火):初稿 |
○「表引き対象表伝票形式フォームによる表引き代用-仕掛3」が中途半端に説明終了していましたので、説明を続けます。中途半端に終わったのは、私自身が入力支援ボタンの リストの種別(T):"モーダルフォーム"、 選択値リスト(V):&STR,"科目分類表1.wfm" の意味が良く判っていなかったことに気付き、桐師匠【多遊】さんからご説明を受けていたからでした(^^;)。 ○上記のように入力支援ボタンを設定して会計基本フォームの入力支援ボタンがクリックされると以下のように科目分類フォームが立ち上がります。 会計基本フォームの[PL科目]に"費用"を入力すると、科目分類フォームも"費用"のデータのみが表示され、通常の表引きのように上半分に"収益"が表示されません。 この仕組みは、会計基本フォームの 名札 メイン 変数 文字列{&PL} * 手続き定義開始 tPL明細::フォーカス取得(文字列 &喪失オブジェクト名) &PL=[PL科目] 手続き定義終了 によって、文字列変数&PLに、フォーカス取得イベントにより、"費用"が代入されます。 次に、科目分類フォームの 名札 メイン if (#変数(PL)=#未定義) 変数宣言 文字列{&PL} end * 手続き定義開始 フォーム::フォーム開始(長整数 &表番号) if (&PL≠"") 絞り込み [PL科目]{&PL} end 手続き定義終了 によって科目分類フォームは、"費用"で絞り込みされてフォームが立ち上がり、"収益"のデータは表示されません。 これによって実質、"費用"と言うデータで表引きされると同じ結果を得ることが出来ます。 次に立ち上がった科目分類フォームのセレクタ5番"広報事業"をクリックすると、会計基本フォームの[PL明細]には以下のように"広報事業"と言うデータが入力されます。 これは、以下の図のように科目分類フォームの行セレクタに透明コマンドボタンで貼り付けた #代入(&STR,[PL明細]) によって&STRに[PL明細]の"広報事業"が代入され、 この&STRのデータが、会計基本フォームの[PL明細]入力支援ボタンに組み込んだ リストの種別(T):"モーダルフォーム"、 選択値リスト(V):&STR,"科目分類表1.wfm" によって、会計基本フォームの[PL明細]に入力されます。 つまり入力支援ボタンによってモーダルフォームとして利用された科目分類フォームでの&STRに代入されたデータを会計基本フォームの入力支援ボタンが設定された項目に入力するとの仕組みによって実質表引き機能を代用しています。 この入力支援ボタンでのモーダルフォームによる実質表引き機能代用が、本来の表引き機能よりずっと優れている点は次回に説明します。 以上:1,225文字
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