平成18年12月15日(金):初稿 |
○「交通事故事件原告被告主張損害比較表作成」で原告の主張と被告保険会社側主張を整理し、金額と違いの論点を一覧表化して表示する交通事故損害比較表のフォームとレポート画面を紹介しました。 ○この交通事故損害比較表のフォームには、毎回、内訳項目に 治療費 入院雑費 付添看護費 ・ ・ 自賠責保険金 等のレコードを入力して、その事件毎に金額を入力しなければなりません。 ○かばねやみの私は、毎回、いちいち治療費、入院雑費、付添看護費・・を入力するのが面倒くさくて堪りません。そこで交通事故事件一般に必要とされる一定の内訳レコードを一発で入力したいと当然思います。入力は、行追加或いは行挿入コマンドで行いますが、新規データなので行追加が適当です。 ○そこで治療費、入院雑費、付添看護費・・等のデータをいったん変数に格納し、これを行追加コマンドの繰り返しで行うのだろうと漠然と考えており、先日、師匠【多遊】さんにこの交通事故損害比較表一発入力の方法をお尋ねしました。 ○すると【多遊】さんはその場で色々試して、最終的にはグループ追加終了イベントで簡単に極めてシンプルに一発入力する方法を考案して頂きました。そのイベント定義内容は 手続き定義開始 フォーム::グループ追加終了(長整数 &モード) 行追加 [内訳]="治療費" 行追加 [内訳]="入院雑費" 行追加 [内訳]="付添看護費" 行追加 [内訳]="通院交通費" 行追加 [内訳]="休業損害" 行追加 [内訳]="通院慰謝料" 行追加 [内訳]="後遺障害慰謝料" 行追加 [内訳]="逸失利益" 行追加 [内訳]="特別損害" 行追加 [内訳]="弁護士費用" 行追加 [内訳]="任意保険治療費" 行追加 [内訳]="任意保険休損" 行追加 [内訳]="任意保険交通費" 行追加 [内訳]="自賠責保険金" ジャンプ 行番号=先頭 手続き定義終了 だけで面倒な繰り返しコマンドなど使う必要はありませんでした。 ○フォームは以下のようになります。 上記のフォームでは、新規事件追加コマンドボタンをクリックして顧客名表引き表が出て来たところ、甲野太郎を選択クリックしたところです。 これを更にリターンキーを押すと上記追加コマンドの実行によって以下のように一発で必要な内訳レコードが入力されます。桐ってホントに便利です。 以上:952文字
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