平成18年 2月15日(水):初稿 |
○久しぶりに桐の話題です。 「私と桐1」記載の通りDOS時代の平成8年3月31日に仙台桐研究会を立ち上げ、以来、年に数回ずつ、ツルカメスタジオで桐の勉強会を開催してきましたが、平成17年は1,2月の2回だけ開催するもその後は全く開催できませんでした。このHPでの毎日の更新情報を記載し始める以前は毎朝1,2時間程度、桐をいじっていたのですが、この更新情報を書き始めてからは、桐をいじる時間が激減し、更には殆ど無くなりました。 ○その結果、先日、久しぶりに桐をいじってみたらフォームやイベントの全くの基礎的なことも大部忘れていることが判明しました。何事もそうですが、毎日と言わずとも出来る限り接触しないと忽ち忘れてしまいます。毎日、僅かの時間でも例えば桐のヘルプを読むなどして桐に接触する時間が必要なことを痛感しました。 ○この更新情報も桐を使って作成しているのですが、【多遊】さんのお陰で殆ど全ての作業をイベントによるクリック一つの作業で済ませるので、桐を使っているとの意識がありません。桐法律事務処理システムも殆ど固まってしまったため不自由を感じることが殆ど無く桐の研鑽が全く疎かになっています。 ○これではいけないと思い、今年は仙台桐研復活を目指し、取り敢えず偶数月の第3水曜日の午後5時30分から2時間程度仙台桐研を開催することにしました。 本日のテーマですが、「桐による会計システムの解説とその改善を目指して」です。 ○当事務所は事務処理は、99%桐で処理しており、会計も例外ではありません。現在使用している会計システムの基本は、平成7年頃に出来上がりましたが、零細法律事務所向け簡易複式簿記システムと銘打ち、その目標は以下の通りです。 ①使用表ファイルは、1~2個で間に合うこと ②入力と同時に他の作業をしないで、簡略化した貸借対照表と損益計算書の表示が出来、税務申告に際し役に立つこと、 ③事務所の会計と個人の会計の両方を同時に管理し、更に必要に応じて分離して並べ替え集計して表示・印刷ができること ④受領証の印刷・発行により同時に自動的に入金の伝票・仕訳作業が、請求書の印刷・発行により売掛金入金の伝票・仕訳作業がなされること ⑤一定の期日における貸借対照表・簡易損益計算書及びそれに基づく申告所得税額・地方税額等を自動計算して表示・印刷出来ること ○上記⑤の申告所得税額・地方税額等を自動計算して表示する機能はまだ出来ていませんが、その他はほぼ出来上がっています。桐で会計システムを作るメリットは、顧客ID、事件IDをキー項目として顧客簿、事件簿とリレーショナルさせ、「一度入力したデータは二度と入力しない」とのコンセプトを会計処理においても実現できることです。 ○例えば領収証の発行は事件IDを入力して桐会計システムに売上を入力することで事件名等事件簿データを自動表示させて簡単に作ることが出来ます。また売上入力によって簡易貸借対照表、簡易損益計算書も自動的に書き換わります。 ○本日の仙台桐研ではこの桐会計システムのサンプルデータを参加者に提供して、その改善方法を検討します。 以上:1,276文字
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