平成16年12月 3日(金):初稿 平成17年 3月14日(月):更新 |
カレンダー自動作成というと【多遊】さんのダウンロードコーナーにあるいかすぱげてぃさんの作品や【多遊】さんのゴミの日カレンダー更に管理工学研究所のサンプルにも作成システムがありますが、何れも上級者や名人クラスでないと理解できない複雑なもので、到底、シンプルパーツとは言えません。(【多遊】さん、失礼を申し上げ、お詫び申し上げます。) そこで何とか初中級者でも理解できる簡単な方法でカレンダー作りが出来ないものか、仙台桐研で課題として取り組んだところ、最優秀会員の佐久間法律事務所勤務齋藤恵子さんの素晴らしいアイデアで簡単に作る方法を発見しましたので、ご紹介します。 尚、以下に紹介するカレンダーのサンプルファイルの1ヶ月版と3ヶ月連続版です。 カレンダー作りの難しいところは、 ①各月の1日目が日曜日から月曜日まであり、各月によって1日目の位置をずらす必要があること ②第1週目に前月の日付を、最終週に翌月の日付を入れる必要があり、前月及び翌月日付は小さい文字で表示する必要があること ③土は青、日・祝祭日は赤で表示させる必要があること です。 以上の点を出来る限りシンプルな構造で実現するのにどうすべきか提案したところ、齋藤さんはたちどころにアイデアを出してくれました。 1ヶ月カレンダーに表示する前月日付データと翌月日付データを1日と末日の曜日データによって必要な数だけ行挿入するという単純明快なアイデアです。 例えば平成16年12月1日の場合は水曜日なので前月日付は、日、月、火の3日付を行挿入し、12月31日は金曜日なので翌月日付は土の1日だけ行挿入します。当初は、未定義データを行挿入しましたが、後に日付データも入れるように改善しました。 画像で見ると以下のようになります。 2004年の12月と入れると表には12月の31日のデータが繰り返しコマンドによって挿入されます。 これをそのままレポートに当てはめると1日はいつも日曜日から表示されます。そこでレポートに当てはめる際に、必要な日付の挿入をして、各月の前月、翌月のデータも表示できるようになります。 これによって以下のように表示されます。 前月11月の28,29,30の3日が、又翌月1月の1日のデータが挿入され表示されていることがお判り頂けますね。 土曜日は青、日曜日祝日は赤で表示されていますが、これはレポートの印字属性式で実現しています。 この仕組みの詳しい解説は徐々に入れていきます。 以上:1,011文字
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