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消費者債務整理債権者一覧表等

平成16年 1月 1日(木):初稿 平成17年 1月 8日(土):更新
債権者一覧表作成システム
当事務所は、サラ金整理事件、事業整理事件が多く、その債権者一覧表等書面作りの合理化に取り組んできました。

債権者一覧表作りは、先ず、事件IDを入れ、当事者名等事件簿のデータを自動表示し、次に債権者名は、例えば「あこむ」とひらがなで債権者名の頭の一部を入力することにより、表引きによって、金融機関.TBL(約2500件の金融機関データが入っています)のアコム関連データが、アコム㈱仙台支店、石巻支店等20数件表示されますので、その中から選択して入力します。
そのイメージは次の通りです。


次に表引きをすると入力すると、債権者一覧表に金融機関.TBLから表引きされた住所電話FAX番号等が自動表示されます。要するに名前を入れるだけで債権者一覧表が出来ます。金融機関に未入力の新たな金融機関については、その都度、金融機関に入力し、金融機関データを充実させていきます。


個人債権者等、金融機関データに無く且つ金融機関に入力する必要にないデータは、表引きをしないと選択し、住所欄にその依頼者限りのデータを入力できます。

債権者一覧表には、当初借入日借入額、現在残額、毎月返済額等のデータも入力しますが、毎月返済額、現在残額、債権者数は、フォームヘッダ部分に合計額が自動計算表示され、更に、事件簿に入力済みの毎月収入も表引き表示されますので、支払不能状況が一覧出来ます。


債権者一覧表のデータ入力が済むと、次は印刷ですが、、A3版、債権者住所名称のみのタックシール用と3種類の印刷レポートを用意してそれぞれコマンドボタンを貼り付けており、プレビューで印刷状態を確認して印刷できます。
A4版債権者一覧表プレビュー画面です。


A3版債権者一覧表プレビュー画面です。


尚、当事務所ではプリンターは、試し刷り用、清書用と2種あり、この使い分けもコマンドボタンで出来るようにしています。

私は、A3版だと紙を折る作業が2回必要で、これが面倒に感じ、A4版に統一を試みました。しかし、A4版だと一債権者のデータが4,5行にまたがり、事務員から見づらいとの苦情が出ました。そこでA3版も作り、必要に応じて使い分けることにしました。

消費者破産等配当通知
上記のようにして作成した消費者破産債権者一覧表の項目には、配当対象額、配当額等の項目を設けています。破産手続等書式表には、配当原資金額、配当原資捻出方法等の項目があり、債権者一覧表の配当対象額の合計額と配当原資金額が判れば配当率とその配当率に従った各債権者毎の配当額が自動計算されます。
イメージは以下の通りです。


それに配当原資捻出方法という項目に必要データを入れればそれだけで各債権者毎の配当通知が出来上がります。


配当通知2頁目には配当通知に対する各債権者毎の回答書も出来ています。


■消費者債務整理分割支払案提示通知
消費者破産債権者一覧表には備考と言う項目を設けていますが、この備考に分割支払案を入力して、分割支払案通知というコマンドボタンをクリックするだけで各債権者毎の分割支払案通知が出来上がります。

この2つの通知書作成システムにより、消費者債務整理事件の配当案、分割支払案通知が、楽に出来るようになりました。

私としては、更にこの通知書の発送方法として、各債権者毎にFAX番号という項目があり、データを入力していますので、これを利用して、クリック一つでフターファックスと言うソフトを利用して、各FAX番号宛にモデム自動送信するシステムを考案しました。

しかし、桐とフターファックスは別ソフトであり、その連携がうまくいかず、途中で紙詰まり現象が起きて、フターファックスが止まってしまい現時点ではまだシステムとして完成しておりません。

これが出来ると多数当事者宛のFAX送信がクリック一つで出来るようになり、各種文書の送信作業が飛躍的に省力化出来ますので、今後の課題です。


以上:1,601文字

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