令和 6年 2月14日(水):初稿 |
○「”おとなの週刊現代「血圧」と「血管」の新しい知識”紹介-「血管」」の続きで同著32頁以下、「最新科学でわかった血管を「再生」させる食べ物」の備忘録です。味噌なら赤味噌、卵は1日3個、ウリ科の野菜ほかとの副題がついています。 ○動物性タンパク質のちから-特に卵が重要 ・血管をしなやかに保つために動物性食材を控え野菜を食べるべしとの常識は昔の話 ・2015年厚労省・アメリカFDA(食品医薬品局)食事摂取基準で卵摂取量上限がなくなる ・理由は体内コレステロール増加と卵の摂取量には関係がないと判明したから ・全ての食材の中でアミノ酸をもっとも豊富に含んでいる卵は「完全食」 ・血管を健康に保つには卵をはじめとした動物性タンパク質が欠かせない ・人体をつくるタンパク質の元になるアミノ酸は全部で20種-それらを全て含む食材は卵、肉類、マグロ、アジ、大豆、牛乳等 ・卵黄に含まれるレシチン(脂質)は血管にこびりつくLDL(悪玉)コレステロールを分解 ・卵の調理は半熟がおすすめ-アミノ酸は加熱したときのほうが吸収されやすいが固まりすぎても吸収率が落ちるから ・卵は1日3個食べても問題がない ・卵に次いで効率よくアミノ酸を摂れるのは豚肉、特にモモ肉はタンパク質が豊富で脂質・カロリーが少ない ・豚肉は糖の吸収を助けるビタミンB1を牛肉の10倍含み血糖値を抑え血管を守る働き ・納豆に含むナットウキナーゼは高血圧を防ぐカリウムなど血管によい成分が多く含まれている ・おすすめは、納豆に低カロリー且つ血管細胞壁を守る作用があるアルギン酸を多く含むひじきと混ぜ合わせて食べること ・シトルリンというアミノ酸を含むウリ科植物スイカ・きゅうり・冬瓜(とうがん)がおすすめ ○「赤」がいい理由 ・にんじんに含まれる色素β-カロテン・リコピンは血管細胞の老化を防ぎしなやかさを保つために欠かせない ・赤味噌に含まれるメラノイジンは血管の健康を保ち糖尿病を予防 ・生姜ゆず茶がおすすめ-生姜は血管を広げ血圧を下げる効果、ゆずは毛細血管を強くするビタミンPを多く含む 以上:851文字
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