令和 3年 5月19日(水):初稿 |
○令和3年5月10日、朝から右耳が詰まった感じと痒みを感じ、補聴器をつけてもハウリングの音が小さく、聴力がさらに衰えた感じが続きました。そこで耳穴式の小さな補聴器を止めて、耳かけ式の強力補聴器に変えて打合せやweb会議裁判に臨みましたが、時間の経過と共に、右耳の痒みと詰まり感が強まり、聞こえがさらに悪くなって行きました。 ○午後4時に最後の打合せが終了した頃には、右耳が殆ど聞こえなくなったと実感できる状況になり、これは拙いと、将監耳鼻科に湯浅涼先生に電話して、状況を話すと、明日朝一番で診察に来るよう指示されました。耳の調子が悪くなると先ず湯浅涼先生に連絡をします。いつも直ぐに診察して頂けるのは大変有り難いところです。 ○翌5月11日、朝一番で将監耳鼻科に行くと、先ず右耳の聴力検査をされましたが、案の定、殆ど聞こえなくなっており、平均聴力損失度は、平常時で80dbのところ、100dbを超えており、最重度聴力障害レベルでした。これまで聴力検査で、平均聴力損失度が100dbを超えたのは初めての経験でした。右耳は詰まり感と痒みが頂点に達しており、鼓膜が何かに覆われている感じでした。 ○その結果を基に湯浅先生の診察を受けると湯浅先生も聴力検査の結果に驚きながら、右耳を診て貰り、細長い管を耳の中に入れて、右耳の中から液状のものを吸い出しました。それで詰まり感が取れて鼓膜が何かに覆われている感じも取れました。湯浅先生の診断結果は、「外耳道炎」とのことでした。 ○将監耳鼻科HP耳の病気での「外耳道炎」では、「外耳道には定在菌と呼ばれる細菌や真菌(カビ)が常に存在し、その数のバランスが保たれているために炎症は起こらないのですが、何らかの理由でそのバランスが崩れると、ある菌だけが増殖していまい、感染を起こしてしまいます。」とあり、症状は「疼痛、かゆみ、耳だれなどです。炎症による角化物(耳垢)が堆積したり、耳だれが溜まったりすると、難聴や耳閉感を伴う場合もあります。」と説明されています。 ○正に私の症状にピッタリ当てはまり、治療は「基本的に局所の清掃、消毒です。感染が疑われる場合には抗生剤の点耳薬が処方される場合があります。」とあり、右耳外耳道を清掃・消毒して頂き、点耳薬を入れて貰い、5分ほど横になり、朝晩2回ずつの点耳薬を処方され、2日間、起き掛けと寝る前に5分ほどほど使用したところ、症状はピタリと治まり、元に戻り、右耳聴力損失度も80dbに戻りました。 ○中耳炎は、幼児時代から湯浅先生の手術を受けた25歳までの持病でしたが、外耳道炎は初めての経験でした。ただ、耳掃除を半年以上怠っていると耳かすで外耳道が覆われて聴力が落ちることがあり、これも軽い外耳道炎だったのかも知れません。補聴器を常用していると外耳に耳かすが溜まりやすいので、3ヶ月に1回程度は、湯浅先生の定期検診を受けるべきと痛感しました。 以上:1,196文字
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