平成28年10月20日(木):初稿 |
○年齢を重ねると共におしっこの出が悪くなって時間がかかり、且つ、おしっこのキレも悪くなって残尿感が残るのは仕方のないことと諦めていました。ところがNHK番組の「ガッテン」平成28年10月19日「快尿!おしっこトラブル 全部解決の5秒ワザ」で、その仕組み、解決方法等が判りやすく説明されていました。以下、その備忘録です。 ○膀胱の仕組みと症状等 ・本来、膀胱は、風船のように柔らかで、多くのオシッコを溜めて勢いよく出し切ること ・「おしっこが近い」「漏れちゃう」「残尿感」の原因は、膀胱が硬くなっていること ・膀胱が硬くなるのは、血流不全で、血液から得られる酸素が減るため-心臓から最も遠い臓器で血流変化を受けやすい ○“柔らか膀胱”簡単チェック法 ・ほ乳類の排尿時間は動物の種類に関係なく、ほぼ21秒-尿の容量も、尿道の太さも、体重に比例して変化するため、体の大きい動物も小さい動物も排尿時間は同じような値になる ・男性では10秒以上、女性では5秒以上平均タイムより離れていると、ぼうこうが硬くなっていていたり、オシッコをためにくくなっている可能性あり ○“柔らか膀胱”取り戻し法 ・お尻の穴にぎゅーっと力を入れる「お尻体操」をすれば、ぼうこうに血流が集まって本来の柔らかさがよみがえる ・お尻体操の方法 1.5秒間お尻の穴を締めたあと、ゆっくり緩める。 2.1を1日合計20回行う。 ※少しずつでも毎日続けると効果がある ※4週間で多くの人に効果が現れ、3か月で症状の改善が期待できる。 ※下の3つのポーズで行うとより効果的 ○“こまめなトイレ”を止めること ・ぼうこうの張り具合で尿意を知らせてくれる尿センサーは、こまめなトイレで狂いが生じる ・この狂いの是正の一番の方法はオシッコを“我慢する”こと ・尿意がきたらまずは5分。次に10分というように少しずつ我慢する時間をのばす ※目標は、「トイレは、前のトイレから2時間以上たってから」。 ※我慢するとき、お尻体操をすると尿意が紛れる ○排尿後尿滴下(はいにょうごにょうてきか) -尿漏れ防止法(奈良県医師会HPから引用) ・排尿後尿滴下とは尿を出し終わってから尿道内に残った尿が出て「たらーっと」下着を濡らす症状 ・50歳以上になると、3―4割の方が経験 ・原因は、排尿終了時に、尿道内の尿を残さないようする尿道を取り囲む球部海綿体筋の収縮力が低下するため ・排尿後に会陰部や陰茎根部(尿道球部)から外尿道口にかけて、指先で尿道をしごき、尿道球部に残った尿を、押し絞り出すようにする 以上:1,039文字
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