平成17年 3月22日(火):初稿 平成17年 5月15日(日):更新 |
○平成17年1月8日、初めてタクシゲ歯科医院で診察を受け、3Mix-MP法による治療を受けるための準備が始まりました。3Mix-MP法は、メトロニダゾール、ミノサイクリン、シプロフロキサシンという3種類の抗菌剤を調合して虫歯の穴に置き、そのまま穴をふさぐというものです。 ○私の問題の中切歯は、2度の歯根嚢胞による歯根尖切除術により歯の根っこが削られ且つ支えるための金属棒が入っていました。患部に上記抗菌剤を入れるためにはその金属棒を除去しなければなりません。 ○1月8日、15日の2度の治療で中切歯から金属棒を除去して抗菌剤を詰めて貰いました。友人のN歯科医も宅重歯科医師の治療を手伝ってくれましたが、30分以上の時間をかけ、丁寧に治療をして頂きました。 驚いたのは2回とも治療費がたったの1120円だったことです。勿論医療保険を適用しての金額ですが、こんな安い治療費で経営が成り立つんだろうかと心配になるほどでした。 ○2月5日に3度目の治療は、中切歯の患部の状況を検査して、歯茎に開いた穴になにやら薬を投与されたように思いました。N歯科医の話では開いた穴が中切歯根っこに繋がっており、この開いた穴にばい菌が入らないように水絆創膏を貼り付けたとのことです。 ○この歯茎に開いた穴は、最初の医師が縫合で塞ぐことを試みるも数時間後には開き、次のT病院歯科医師による2度に渡る歯根嚢胞の歯根尖切除術で一旦塞ぐも、抜糸後間もなく再び開いてきた頑固な穴でした。 ○その後3月5日が経過観察日でしたが、サンフランシスコ視察旅行出発準備でキャンセルし、旅行から帰った後の3月19日、タクシゲ歯科医院で4度目の診察を受けました。 すると経過は順調とのことで気付いてから6年間開いたままの歯茎の穴も塞がっているとのことです。宅重歯科医師の治療を受けてから、見た目では穴はだいぶ浅くなった様でしたが、塞がったと言われて大感激でした。 ○一度は抜くことを覚悟し1月の半ばに抜歯日を指定された中切歯ですが、宅重歯科医師のお陰でまだ命長らえそうです。宅重歯科医師と紹介してくれたN歯科医師に感謝感激しているところです。 畏るべし3Mix-MP法の一節でした。 以上:902文字
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