平成17年 1月30日(日):初稿 平成17年 5月15日(日):更新 |
○私は牛乳が好きな方で普段の朝食は牛乳に食パンに果物です。正月時期だけ食パンが海苔巻き餅に代わりますが、牛乳は変わりません。 中学時代からずっと朝食には牛乳を欠かさず、牛乳は牛の赤ちゃんを育てるものだから人間にとっても完全食品に近い栄養価の高いものと信じてきました。 ○ところがある時「牛乳は毒」の如き記載をする文献を目にしました。簡単に言うと「牛乳は牛の赤ちゃんのためのものであり、人間のしかも大人が飲むと却って害になる」と言うものです。人間にとって完全食品は、母乳だけでありしかも赤ちゃん時代だけだとも書かれていました。 ○しかし、牛乳を飲んで美味いと思う気持ちは変わらず飲み続けていますが、上記説明にも何となく説得力を感じ、以来牛乳に疑問を持っています。ただ大正10年生まれで今年84歳になる母も牛乳を完全食品と信じて数十年に渡って飲み続けていますが、年齢の割には健康体を維持しています。一体、牛乳は健康に良いのか悪いのか。 ○そこで「牛乳 健康」をキーワードにGoogleやYahooで検索すると40万件以上関連HPが出てきますが、牛乳を健康食品とするものが圧倒的に多いようです。 牛乳善玉派の典型は「ミルク健康最前線」で、「牛乳で若さと健康を」の著者は 牛乳の成分は人間の生命を維持する完全な食品と断定し、「ここ50数年で子どもたちの身長が目覚ましく伸びたことは、牛乳のおかげといわれます。」て記述しています。 ○これに対し僅かですが牛乳悪玉派もあり、「牛乳は本当に健康飲料?」、「牛乳が体に悪い!? 」などです。この中での「現在、牛乳消費量は50年前と比べ20倍にもなっていますが、骨粗鬆症患者は増え、子供たちはカルシウム不足でいらいらし、落ち着きがなく、日本人には縁のなかった大腸がん、直腸がんが増えています。」と言う記述が最も気になりました。 ○私は、「鰯の頭も信心から」と考える方ですが、牛乳を信じるべきか否か、迷うところです。迷ったら信心はなくなったとも言えますが、その美味さ故に飲み続けています。 美味いと感じることは、信心はまだ残っているのでしょうね。 以上:875文字
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