平成16年 8月 2日(月):初稿 平成17年 5月15日(日):更新 |
肩甲難産で腕の神経に異常を来した医療過誤損害賠償請求事件で出された鑑定結果について納得がいかないためある知り合いの医師を訪れその見解を聞いた。この損害賠償請求事件の相手方医師の処置は明らかに教科書に違反しているのではと質問した。これに対しその医師は、医療実務では、教科書通りになされることは先ず無く、教科書通りの処置をしなかったからと言って、責任が生じるとは到底言えないだろうとのことで、目論見が全く外れた。 医療過誤損害賠償請求事件はホントに難しい。肩甲難産での損害賠償請求事件判例では、敗訴例しか見つからず、見通しが暗くなってきた。 以上:267文字
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