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頑として離婚に応じない理由-男は未練感情・女は損得勘定が多いか?4

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平成27年 3月 8日(日):初稿
○「頑として離婚に応じない理由-男は未練感情・女は損得勘定が多いか?3」で、「平成25年12月末からの別居ですから、まだ2年経過せず、「婚姻破綻」は認定されず離婚要求は棄却されるだろうとの予想がなされています。しかし、私の経験では1年半の別居で離婚を認められたことがあり、必ずしも2年の別居が必要とは限りません。」と記載していました。

○離婚要件は、「婚姻破綻」即ち①婚姻継続意思喪失(主観面)、②婚姻共同生活回復不能客観状況(客観面)で、具体的には最少2年以上の別居継続とされています。離婚を請求する側は、これを主張・立証すれば離婚は認められます。しかし、離婚を請求される側が、その「婚姻破綻」が「専ら原告の有責性」のためであり、離婚請求が信義則に違反するとの主張によって、離婚請求を阻止することが出来ます。これは「抗弁」と言って離婚を請求されこれを阻止する側に主張立証責任があります。

○離婚請求を頑として拒む側は、先ず、まだ「婚姻破綻」には至ってないと主張します。難しく言うと請求原因事実を否認します。別居が2年以上継続し、「婚姻破綻」認定がなされると危惧すると、今度は、婚姻破綻の原因は専ら原告側に責任があり、その離婚請求は信義則に反するとの主張を加えます。これは有責配偶者であるとの主張ですが、典型例は他の異性と関係して家庭を壊したとの主張です。この主張が認められると、「婚姻破綻」状態が認められても離婚請求は棄却されます。

○たとえ離婚請求が棄却されても、婚姻状態が復活することは、通常、あり得ません。100%あり得ませんと言いたいところです。しかし、私の経験では、1件だけ離婚裁判にまでなって、離婚請求が棄却された後に復縁した例がありました。私がまだ弁護士数年目の新米時代で、唯一私が離婚を頑として拒否する女性側の事件でした。男性が他の女性と関係して離婚請求し、有責配偶者の主張が認められ、女性が勝訴しました。その1年後に復縁した夫婦の写真入り年賀状を頂いて驚愕しました。

○後で聞くと、男性が関係していた女性に捨てられて本妻の元に戻ったとのことでした。ですから、裁判での離婚請求が棄却されて復縁する例は、100%ありませんとは言い切れず、99%あり得ませんと言っています(^^;)。高橋ジョージ・三船美佳氏の例では、これから平成27年年末まで裁判が継続すると別居2年の経過で「婚姻破綻」が認定される可能性も出てきます。高橋氏が、三船氏に有責性があること、具体的には他の異性が存在するとの主張まで出してくるかどうかが興味あるところです。以下のようなニュース報道があるからです。目撃情報程度では不貞の立証にはなりませんが。

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三船美佳、“イケメンと腕組み”報道! 高橋ジョージ批判加熱のウラに「芸能界の実力者」
サイゾーウーマン2015.01.22


一部スポーツ紙の報道により、すでに離婚は避けられない状況となっている三船美佳と高橋ジョージ。記者会見で「新しい人生を歩みたい」と語った三船に対し、高橋は「もう1回夫婦としてやり直したい」と未練をのぞかせるなど、夫婦間の温度差も世間の注目を集めている。そんな中、22日発売の「女性セブン」(小学館)に、三船のある “目撃談”が掲載され、マスコミ関係者の間で物議を醸しているようだ。

 高橋の“モラハラ夫ぶり”が連日報道されていることもあり、「高橋悪し」の風潮が世間に広まりつつある中、今回の「セブン」でも、怒涛の高橋批判が展開されている。「三船は学生時代、部活や放課後友人と遊ぶことまで禁止されていた」「現在でも1日のスケジュールを必ずメールで報告しなければならない」など、異常とも言える三船への“監視体制”が報じられているが……


「ところが記事の最終ページに、わずかな行数で『三船が11年の初夏、東京・恵比寿で日焼けしたイケメンと腕を組んで歩いていた』という目撃情報が掲載されているんです。当時は別居さえしていなかっただけに、『モラハラ夫についに愛想を尽かした妻』の構図から一転、これでは離婚したい理由が『不倫に走ったから』と見られても仕方がありません。しかし、高橋批判のインパクトが強いために、『ほかの男に目が向いてもしょうがない』と受け取る読者は少なくないと思います」(芸能ライター)

 ネット上では、高橋への批判が噴出する一方で、一部では「三船にも裏がありそう」という声が上がっていた。

「一連の離婚報道の流れで、今回の騒動は『三船が被害者』という構図ができあがっていました。2人は同じ事務所に所属しているので、ここまで高橋が悪者になるのは、事務所側からすると手痛い事態なはず。にもかかわらず、高橋批判が過熱する一方なのは、三船や母・喜多川美佳のバックに“芸能界の実力者”的な存在があり、マスコミや世論の操作を行っている可能性が考えられます」(週刊誌記者)

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