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親子関係の基本

平成13年 9月 1日(土):初稿 平成17年 2月 6日(日):更新

親子の絆について考える。



  男女特集、まだ書きたいことがあり、終了しておりませんが、一旦一休みして、今回は親子特集の1といたします。
 親子も夫婦も、片や血を分けた間柄、片や赤の他人という違いがありますが、同じ人間関係であり、基本的には同じと思います。

 今回も私自身の体験或いは私が実務で直接体験した経験を元にお話申し上げます。

■親子関係の基本
 私が親子の問題を考えるときいつも思い出すのは、中学2年の時、TVで聞いた丸山(美輪)明宏氏の次の唄です。
 中学生なりに感動した私は、丸山氏の真似をして歌ったものでした。


セリフ)
 ♪父ちゃんのためなら エンヤコラ
  母ちゃんのためなら エンヤコラ
  もひとつおまけに エンヤコラ♪

 1)
 今日も聞こえるヨイトマケの唄
 今日も聞こえるあの子守唄
 工事現場のひるやすみ
 たばこふかして目を閉じりゃ
 聞こえてくるよあの唄が
 働く土方のあの唄が
  貧しい土方のあの唄が
 
 2)
 子供の頃に小学校で
 ヨイトマケの子供
 きたない子供と
 いじめぬかれてはやされて
 くやし涙にくれながら
 泣いて帰った道すがら
 母ちゃんの働くとこを見た
 母ちゃんの働くとこを見た
 
 3)
 姉さんかむりで泥にまみれて
 日に灼けながら汗を流して
 男にまじって綱を引き
 天にむかって声あげて
 力の限りにうたってた
 母ちゃんの働くとこを見た
 母ちゃんの働くとこを見た
 
 4)
 慰めてもらおう抱いて貰おうと
 息をはずませ帰ってはきたが
 母ちゃんの姿 見たときに
 泣いた涙も忘れはて
 帰っていったよ学校へ
 勉強すると云いながら
 勉強すると云いながら
 
5)
 あれから何年たった事だろ
 高校も出たし大学も出た
 今じゃ機械の世の中で
 おまけに僕はエンジニア
 苦労苦労で死んでった
 母ちゃん見てくれこの姿
 母ちゃん見てくれこの姿
 
 6)
 何度か僕もグレかけたけど
 やくざな道はふまずにすんだ
 どんなきれいな唄よりも
 どんなきれいな声よりも
 僕をはげまし慰めた
 母ちゃんの唄こそ世界一
 母ちゃんの唄こそ世界一



 平成12年12月26日、NHK総合・午後7時30分からの「そして歌は誕生した 第11集」で久しぶりにこの唄を聞きました。
  番組での説明は次のとおりでした。
「昭和40年、歌謡界に一石を投じる歌が登場した。丸山明宏(現在の美輪明宏)の「ヨイトマケの唄」である。母と子の強い絆を詩ったこの歌は、美輪明宏が遠い日の感動的な光景を蘇らせて作った歌であった。」

 数十年ぶりでこの歌を聴いた私は、当時より遥かに胸を揺さぶられボロボロ涙を流しながら聞き入りました。
 なんでこんなに感動するんだろうと自分なりに考えました。これは太古以来の親子関係の基本がより直截に歌われているからと気付きました。
 私が、一番胸が詰まり、涙が出てくるのは次の一節です。
   ♪どんなきれいな唄よりも
     どんなきれいな声よりも
     僕をはげまし慰めた
     母ちゃんの唄こそ世界一
     母ちゃんの唄こそ世界一♪
以上:1,268文字

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