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”暗くても救いがなくても書く”-第268回芥川賞受賞者インタビュー紹介

令和 5年 2月13日(月):初稿
○令和5年2月12日(日)は、石巻法律相談センター担当で、JR仙石東北ライン快速・石巻行に乗車し、久しぶりに石巻市に行ってきました。「1年8ヶ月ぶりの石巻法律相談センター担当-帰りJR仙石線混雑に仰天」に記載した平成30年4月5日(木)から5年近く経っており、おそらく中間の令和2年には、石巻法律相談センターの相談を担当しているはずですが、このHPに記録は残していません。

○相談担当時間は、午前10時30分から午後4時までですが、相談者が居ないと午後3時で相談打ち切りになり、昨日も午後は1件しか相談がなく、午後3時で切り上げとなり、午後3時24分発仙石線に乗車して仙台に帰りました。午前9時25分発JR仙石東北ライン快速・石巻行に乗車する際、コンビニで平成30年8月号以来5年ぶりに「文藝春秋」令和5年3月号を購入しました。令和5年芥川賞受賞2作品が掲載されており、単行本で1作品を購入する価格より安い価格で2作品を読めるからです(^^;)。平成30年8月号は「徹底比較田中角栄と小泉進次郎」との見出しに惹かれて購入しました。当時、小泉進次郎氏は飛ぶ鳥を落とす勢いでしたが。

○「暗くても救いがなくても書く」は、仙台市在住丸善アエル仙台店勤務第168回芥川賞受賞作品「荒地の家族」の著者佐藤厚志氏の受賞者インタビュー記事の表題です。文学作品を殆ど読まない私も同じ仙台市在住者と言うことで佐藤厚志氏作品「荒地の家族」を読んでみたいと思い、相談担当が終了し、仙台に帰る仙石線の中で一通り読み終えました。感想は正に「暗くて救いがない」で、読むのに苦痛を感じながら、苦痛に耐えながらの読書でした。

○「2023年02月01日発行第334号”娯楽小説の弁護士”」で大山先生が「一途な男がカッコいいのが娯楽小説。変な人なのが文学」と述べられてましたが、「荒地の家族」主人公も、到底、一途なカッコいい男とは言えません。主人公は、カッコよくはありませんが、一途に懸命に生きている様子がリアルに詳細に記述されています。職業は造園業ですが、佐藤厚志氏はインタビュー記事で造園業の経験は全く無いと言いながら、造園業の実態を詳細に記述しており、作家の想像力に感心しました。

○文藝春秋令和5年3月号にはもう一つの芥川賞受賞作品「この世の喜びよ」も掲載されており、苦痛に耐えながら読んでみたいと思っています(^^;)。
以上:989文字

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